今年は少年部の鏡開きがなかったので、ボ−リング大会が今年の最初の行事だ。今年は初めておお先生にもおこしいただいて、ボ−リングを一緒に楽しんだ。うわさ通りおお先生はなかなかのボ−ラ−で、なんと堂々の優勝。
はじめてご参加いただいてなんだか幸先の良いボ−リング大会になった。去年から作ったジャスト賞、今年はおお先生の80歳・傘寿を記念しての80点。これは同伴参加してくれたアンノのお母さんが手にいれて、賞品の行方もバラエティにとんで、まずまずの雰囲気。すっかり恒例行事になってなかなかの居心地だ。
そのジャスト賞で、とあるレ−ンでのひとこま。
私と一緒に投げていたマサトが、いよいよ最終フレ−ムというところで得点を見ると79点。そこで彼は考えた。次の一投目で1本倒して、2投目で
“ファ−ル”になれば…
(このレ−ンは両サイドにガ−タ−防止のガ−ドが付いているレ−ンなので、最初に倒した一本のところにボ−ルが行かない限り0点はない、ファ−ルラインを踏めば…)
…丁度80点でジャスト賞ゲットだ!!
『そういうのってありかな?』とマサト。
『面白い作戦だからやって見れば』と私。
さて、ボ−ルを構えて少し右寄りから慎重に投球。ボ−ルはゆるゆると転がって左端の7番ピンに向かってゆく。なかなかどうして良いねらいだ。もう少しで作戦どおり『行けェ!一本』…というところで、手前の4番ピンを引っ掛けて結果は2本。でもまだ81点だし、ジャスト賞の可能性は残っている。(本人はどう考えたのか分からないが)2投目はなんと右サイドにボ−ルが転がり、しかもファ−ルでもなく(作戦中止かぁ?)残念ながらさっきとは左右対称のこれもまた2本。こうして作戦は功を奏さず、ジャスト賞ゲットはならなかったのでありました。ボ−リングって、倒すのも難しいけど、倒さないのも難しいって事か。
ゲ−ム後のパ−ティの報告。
♪今年小学1年生になる子どもたちをみんなに紹介した。4人中2人休みで少し残念だったが、みんなへのアピ−ルと本人達の気持ちの盛り上がりを大事にしたい。
♪中学1年生になる子ども達をみんなに紹介。合気道の道場では大人扱いされるタ−ニングポイントである事をみんなも本人達もしっかりと知ってほしい。
♪高校生になる子は1名。少年部を卒業する。スム−スに大人の方に移って来る事を少年部の大人達は願っている。
♪退会する子1名を紹介。受験に向けて勉強に専念したいという小学生。いつかまたどこか出合気道と出会うだろうか。それぞれの道でがんばってほしい。
♪今年のボ−リングの賞品授与は、ゲ−ムの順位による賞品選択権獲得方式。一位の人から順に賞品を選ぶことが出来る。中身が分からないので、迷う子はとても迷う。私が考えていた目玉は、魔女セット。魔女の帽子、魔女のドレス、魔女のマスクと、空を飛べるかもしれないほうきの4点セットだが、小学生には余り受けなかったようだ。(笑)
♪最後は、滝野川道場少年部の一年間の後ろ受け身回数認定証と、名前と受け身回数入りの記念品授与。今年の最高回数は、3850回。
この行事で本当の今年の稽古が動き出す感じだ。

0