滝野川の少年部はいつの頃からか出席率のとても悪い道場になっている。
止むを得ない理由もあるにはある。
たとえば、住まいが道場から遠くて低学年の小学生が一人では稽古に来る事ができず、保護者の方の都合がなかなかつかない、というようなことだ。
子どもを道場までつれてきて、稽古が終わるまで待っているのはなかなか大変な事なのだ。ほんとにご苦労様と思う。
そういう子が一人ではない。
それに合気道のほかに塾もしくは他の習い事があって、稽古には来ない日がある子どもを入れると、在籍の半数になる。
さて、そんな状況のまま今年も稽古納めの日を迎えた。
道場長から提案をいただいて、稽古納めの日がちょうどクリスマスでもあるので、道場で子ども達にケ−キをプレゼントする事になった。
先に書いたように、今年は合宿も無く代替案のBBQの予約確保も失敗に終わったので、少しは稽古以外に楽しい事もほしいなと私も思ったからだ。
日曜日の稽古だし最後の日でもあるので普段より来るかも知れず、数が足りない状態にするわけにはいかないので、少し余分を見て28個準備をした。
ところが実際にきたのは16人だった。
ケ-キの残りは、合気道には来ていないがウチにいる弟、妹、はてはお兄さんお姉さんの分まで配って、私としては残りを全部一人で食べてしまったような、少し消化不良の気分で稽古納めとなった。
ま、もらった子どもが喜んでくれれば良しとするか、と行きたいところだが、
子ども達がそれほどうれしそうじゃないのは、気のせいだろうか。
この時期、子どもはケ−キを食べ飽きてるのか?
なんだかなあ。
追伸
ケ−キやさんは、日曜の朝開店してからだと稽古が終わる時間と合わないので、前の日に調達を頼んでおいたが、手配をしてくれた人のウチの冷蔵庫を一晩占領してしまったらしい。
ほんとにご苦労様でした。

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