昨12月から、少年部の稽古前と終了時の挨拶の仕方が少し変わった。
どちらも自分の名前をフルネ−ムで言って『お願いします』『ありがとうございました』を一人一人言う、というやり方だ。もちろんみんなでの挨拶は今まで通りなので、声を出す機会が増えたという事だ。
このやり方が始まったときより少しは声が出るようになっている。
と、思う。…気のせいか?
そう一朝一夕には行かないだろうが、声を出すのが当たり前になってくれるといいなと思っている。
ス−パ−やコンビニに買い物に行くと、高校生くらいのアルバイトらしい若い子がレジをやっているのによく出くわす。そんな子たちはみんなと言っていいほど声が小さい。特に男の子はそうだ。注意して聞いてみると、言い方は教えられたんだなと思える事は言っているようだ。
でもそれでは相手に伝わらないよ、アルバイトくん。
この子達は普段それで不自由なく生活できているんだろうか。
だとしたらそれは何故だろう。誰かが代わりにしゃべってくれるのだろうか、まさかテレパシ−で話せるエスパ−ではないだろうし。
稽古に来ている子ども達を、偽者エスパーにはしたくない。

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