何度も錬成大会に行ったが、こんなに涼しいのは初めてだった。
うす曇りで温度も低い。館内はエアコンが効いていて心地よい。しかも武道館前に並ぶことなく入場できて席も予約されていて関取りの心配が無い。
いろいろいつもと違うことの多い大会だったが、たくさん改善されたという事だろう。
出場者がだいぶ多くなったようで、いままで3つのグル−プに分かれてやっていた稽古錬成が今年は4つのグル−プになっていた。
ここ何年か前からの課題になっている、稽古錬成ではその日初めて会った人と稽古をするというのは、滝野川で確認した限りでは実行率は低かったようだ。
これは大きな宿題だと思う。子どもにとって高いハ−ドルだと思うが、何とか超えさせたい。
演武錬成は特に失敗も無く、良く出来たと言えるだろう。
本番直前まで、子ども達には緊張は見えないものだ。実際の演武のときに緊張しているのかどうかは分からないが、入場のときはさすがに緊張するようだ。
女の子が一人自分の行き場所を見失ったが、すぐにサポ−トされて演武は上手に動けていた。
だが誰の目にも、一番緊張していたのは指導の先生だろう。
その気持ちはよくわかる。
実働期間2か月。指導責任者としてはおそらくもっと前から、いろいろとお疲れ様でした。
これが終ると少しずつ演武会の事を考えていかなければいけないし、その前に審査も待っている。
さらにその前に少年部の合宿がある。
ま、楽しみな事ばかりだ。
ともかく大きな催し物、ひとつ終了。

0