今年の合宿も、無事終わった。
何とか雨にあわずにすんだし、例年に比べて温度もやや低めで徒歩も楽だった。
初日のスタ−トは例によって、スポ−ツ文化館の前の公園で昼食。
食べた後はしばらく休息する。
とりあえず走り回る小学生。もうそんな遊びはしないと言った風に、なんとなく話し込んでいる中学生。そんな男子が子どもっぽく見えるのか、一人本を読んでいる女子。
小学1年生から高校生まで居ると、遊びの時間の過ごし方も、学年・男女でそれぞれだ。
4道場合同なので、ほとんどの子ども達は普段顔を見ていない。去年の合宿以来となると、それなりに成長しているのだろう。
毎年子ども達に書いてもらう『合宿アンケ−ト』によると、合宿で一番楽しいのは、稽古などがすべて終わった後の夜の自由時間だ。
他の道場の子どもたちとも知り合うだろうし、それなりの社会生活を体験することになるのだろう。
昼間、厳しいけど面白い稽古を乗り越えた達成感をもっともたせる事ができれば、夜の自由時間はさらに楽しいものになって、いい合宿になって行くはずだ。
合宿が進む方向は、まさにそういう事だろう。


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