審査も終わった。
次の行事は、少年錬成大会だ。
4月の間に子ども達にその話をし、大会のある7月17日の予定を調べてくるように言っておいて、5月に入って参加希望者を募った。
小学生が2ヶ月先の予定を把握できるとは思えないが、こんな話を何度かしておくと、子ども達の記憶に少しは残るようだ。
手が挙がったのは6名。
その内の3名は、稽古錬成だけだが去年も武道館を経験している。その後あと二人、追いかけ出場希望が出て8名になった。
滝野川少年部で中学生が入っていないのはめずらしい。
希望者だけの出場と言うのも初めてかもしれない。
これに決まるまで、実はちょっと失敗があった。
最初希望者に手をあげてもらったとき、希望者の中に未就学児も一人入っていた。はねお君だ。
その時ちょっと迷ったが、演武以外のみんなで稽古をするプログラムなら大丈夫だろうと思って受け付けた。だが後で調べてみると、プログラムの中に未就学児の枠がない・・・。
仕方なく次の稽古のとき本人にその事を話して謝ると、残念そうな複雑な顔をした。せっかくのやる気なのにかわいそうな事をしたが、小学生になるまでに力をためてもらおう。
今年は演武錬成に関してはみんな初めてなので、武道館の広さと、2500人を超えるの圧倒的人数の中に行くという体験が第一だろう。

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