3度目の合同稽古。
内容は前回に引き続いて、ほぼ予想通りの出来だ。
もっとも前回まで私は滝野川中心に見ており、その周辺の子ども達については、受身の時に衝突しないかどうかと、安全をの事だけを考えて見ていた。
今回は別の位置から演武を見たが、中に、次どうすればいいのか分からずにいるコンビがいて、そういう子も居る事をはじめて知った。
多分、自分の道場に帰って特訓という事になるのだろう。
何回かの演武の稽古で『今のタイム、2分2秒』という発表を聞いて、一人の子どもが
『あと2秒かぁ』と、とても残念そうな声をだした。
当然だろう。
制限時間内に動ければそれはそれで気分がいいだろうし、なんとなくそういう雰囲気が、大人を含めたみんなの中にあってそれが目的のようになっている。
もちろん時間内にできなければ、本番で演武を完遂させる事はできないので、それは外せない事なのだが。
でも、いい演武と言うのはどういうのを言うのだろう。
なかなかその方向を見出せない、そんな気がする。
錬成大会に出ることが、会としてのただのル−チンワ−クにはしたくない。
少なくとも合同稽古を見ている大人は、みんないい演武にしようと言う気持ちで居ると思うのだが。
いよいよ、来週本番。

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