合気道の稽古にどうしても必要なものがあります。
それは稽古相手です。
合気道は、技を練習する「取り」ではなく「受け」からの攻撃があってなりたちます。
受けが打ち込んできたり、手を掴んでこないと技はかけられないのです。
それが合気道です。
日々、稽古をしながら切に感じるのは
「受け」てくれる稽古相手がいる事のありがたさです。
武道とはいえ、実戦ではなく稽古です。
ぶっちゃけて言えば、稽古の中で必要以上に痛めつけられるのも怖い思いをするのも嫌なものです。
怪我してしまえば、しばらく稽古が出来なくなる事もあり得ます。
だから、無闇に痛めつけるような技をかけてくる人がもしいれば、そういう人の受けはやはり『やりたくないな。』と思うのが心情です。
だからこそ、真剣に技を受けてくれる稽古相手がいるという事は
本当に感謝しなければいけません。
自分の稽古や相手への姿勢はどうですか?
合気道を習う子供たちには特に、その事を忘れないで欲しいと思っています。
「受け」がいてくれなければ、稽古も出来ない。審査だって受けられないのです。
技を効かせる事、相手を制する事と痛めつける事は違います。
自分の力だけに頼ったものであれば、それは合気道ではないと私は思います。
だけどね
どーーーーうしても、技が効くのか本気で試したい‼‼という
血気盛んな武道少年少女たちは・・・・・
是非とも黒帯、袴の大人を捕まえてお願いしてみてくださいね!
大丈夫!みんな教えるのが大好きな大人たちです。
どんな相手にも効く合気道を目指してください!!

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