今日の朝日新聞。
県の基金が早ければ2年後にすべてなくなる可能性を報道。
県は「高齢化が進む中で、社会保障費などの義務的経費は年々ふくらんでいるのに、税収が追い付いていない」「この10年間、すでに公共投資を減らし、行革の努力を続けてきた」などとしているが、ご存じのとおり石川県政の10余年間といえば、イベント三昧で散財の上にハコ物作りにも余念なく、ついには赤字で維持費が毎年かさむ空港を造ってはその失敗を逆手にとって今度は島田に県内最大規模の大型産業展示施設を造ると言い出す始末。
高齢化で負担が増えることぐらい分かっていたはずでそれに備えられなかったというのは危機管理能力ゼロと言ってよい無能ぶりだ。
東海地震に備えケチケチ財政といわれながらも先を見て蓄えた故山本知事の嘆きが聞こえてきそうだ。