八方ふさがりの状況の中、いばらの道を歩み続ける富士山静岡空港。
空港の虚偽を訴えた義憤の死だけでなく、空港工事中に敷地内事故で悲惨な圧死者を出すなど呪われている。
さらに自然への挑戦とばかり木々を切り倒し動植物を死に追いやった業か、わずかばかりの立木にしっぺ返しを食らって開港延期に短縮滑走路と、開港機運も盛り下がるばかり。
そして今度は追い討ちをかけるかのように六曜の中で最も凶の日とされ、祝儀を忌む習慣がある、仏も滅するような大凶日「仏滅」に当たる6月4日に開港する方針を県が18日までに固めたと複数紙に報じられた。