JALの不採算地方空港路線からの撤退方針に納得できないとして何を考えてか、川勝平太、25日夜に前原国交相と面談した。
取り持ったのは県内の民主党関係者らしいが、時間はわずか10分という約束。
議論も深まるはずもなく、得意の川勝独演会。
「空の高速道路が突然なくなるようなもので、地元からは「理不尽」だとの声が上がっている」と言ったようだが、筋違い。
空港インフラ自体がなくなるわけでなし、そのインフラを利用して民間の運営する高速バスがなくなるレベルの話だ。
そもそも需要がないからそうなるのであって、その反省(過去の清算)がないのは県のトップとして「理不尽」というもの。
出直してこいと私なら言いたいところだが、当の大臣は、
「地域の空のネットワークをJALに“おんぶにだっこ”という時代ではない」
と、冷静に諌めた。
どちらに理があり、どちらが国家国民のことを考えているか明瞭だ。