昨日夜9時ごろには県HPに掲載されていなかった実績であるが、昨日付けの記者提供資料に今日掲載されていた。
毎日新聞には記事が載っていたので昨日中に提供したのだろうが、よく使う手であるが、かなり遅い時間での提供でニュースに間に合わせない策と読める。
実際実績は期待はずれなものだ。
今年7月の国内国際定期便チャーター便すべて含めての搭乗者総数は48,510人に対して、昨年同月の実績として発表された搭乗者総数は48,323人、一見するとわずかだが昨年を上回ったかのようだがそれは間違い。
というのも、昨年同期公表の実績では、「上海線は除く」と、月ごとの実績を発表していない路線があったからだ。(搭乗率だけは発表されており昨年7月の上海線の搭乗率は52.7%)
昨年7月の上海線の搭乗者数が本年7月全路線総実績の差である187人を下回るということはないので、実際は(新型インフルやリーマンショックがあったばかりか、FDAは7月23日の就航からわずか9日間の運行だった)昨年よりも空港利用者が少なく、目標80万人に早くも黄色信号がともっている事実が明らかになった。
海外定期便航空会社を直接補助金で支え(
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/611.html)、チャーター便には1席6千円のトンネル補助で支援(
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/503.html)、その他に空港利用者には3千円補助やバス運行・タクシー費用の補助など税金垂れ流しの空港。いずれも昨年の事業仕分けで糾弾されたが本年も事実上継続。税金ばらまき体質から抜け出す見込みも意思も見られないのが現実だ。