今日、静岡県知事川勝平太がJALとの搭乗率保証裁判の和解受け入れの意向を示した。
近く県議会に諮るというが、川勝の前に存在感の希薄な県議会のこと、事実上の受け入れ決定である。
記憶も遠のく1年前の彼の発言を改めて確認してみたが、まるで別人のような今日の受け入れ表明だ。
2011.10.21「もう一度自分たちが交わした約束に従うならば、こうした要求をすることがいかに理不尽か、そしてまた、反省されるならば、その
違約金どころか、お詫び金をですね、あのえー、いただくぐらい、のものではないかと。」「こちらは一切間違ったことをしておりませんのでね、向うが戦いを挑んでこられたというのであれば、これは、受けて立つ以外にありません。一点の迷いもなく、この件については堂々と受けて立って相手にその理をしっかりと理解していただくと、筋をしっかり理解していただくと、いうことはしなくちゃならということをしっかりと主張していかないとと思っています。
勝ち負けにもましてですね、こういう間違ったことはしてはいかんということをしっかりと主張してまいりたいと思っています。」→※勝ち負けにこだわってるし!
2011.11.12「訴えを起こすなどというのはとんでもない話だというふうにすら思っています。かつてナショナルフラッグ、日本という名をですね、飛行機に、冠して、世界の空を駆け巡ったJALのすることかと。ここまで落ちたかと。
一銭も払うべきものではないと。」
「
破っておいて、金をよこせっていうのは、もう、なんていうのか、これはもうナショナルではないと。エゴイスティックフラッグだと。だから墜ちたんだと。」→※一銭も支払わないのに請求の98%も支払うの?
これが、今日はJAL請求の1億5295万円から311万円を差し引いた1億4984万円を支払う和解案を、
「県の主張が認められた」「納得するところはある」などと評価し受け入れると。