巷の政治経済ニュースはTPP一色の感があるが、ここまでの流れは賛成論者も反対論者も織り込み済みの状況であろう。
参加条件が確定したものではないのだから要はこれからの駆け引き次第だ。
多くの国民はメリットデメリットの多寡についてはっきり分からないものの、現下の閉塞状況からの打破を期待して良しとしたものとみているが、前途は不利・多難である。
川勝のような楽観論からではなく、一度壊してから再起するのもよかろうという意味で私も期待せずにTPPの交渉状況をみている状況だ。
一方、静岡県内の行政・経済状況においては完全に閉塞状況だ。
今月もFDA支援の川勝を団長とした鹿児島訪問団を派遣したり、食の技術祭で試食だとか、新東名でマラソン開催だとか、批判も飽きるくらいマンネリで成長戦略の見えない行政の無策が続いていて、変化の兆しさえ見えない。
おかげで私は実に平和な日々を過ごさせていただいている。
さて、今日はブータンの国王夫妻が国賓として来日したのでそれにちなんでかの国を写真で紹介したい。
今年3月、まさに福島原発が爆発し放射性物質を撒き散らした時期に私が居たのがブータンだからということもある。