引き続き高いアクセスをいただいておりますが、本日は監査請求とはまったくの別件です。
一昨日12日に県からの回答があったので紹介するとともに、問題提起しておきます。
8月4日の静岡新聞の報道で本県の耕作放棄地解消実績が素晴らしいかのように報道されたわけですが、この虚構のからくりを暴き、もって、ごまかしの実績ではなく、現下の耕作放棄地問題の本質に真摯に向き合って、その解決に取り組んでほしいというのが趣旨です。
<県への質問>
県が解消を目指す耕作放棄地の定義について
8月4日の静岡新聞において耕作放棄地の解消が報じられたが、これに先立つ昨年2月の県議会においても県は耕作放棄地の解消について解消実績を答弁しているところ、これらの中で県が解消したとする耕作放棄地の定義が農業センサスの定義「以前耕地であったもので、過去1年以上作物を栽培せず、しかもこの数年の間に再び耕作する考えのない土地」と同じであるのか異なるものか、異なるとすればどのような定義で用いているか、県政運営の評価にかかわる重要な定義であるので御明示ください。
また、具体的に以下の場合を耕作放棄地の解消と考えているかお答えください。
1 センサスでいう耕作放棄地の草を1回刈り耕作可能な状態としたが具体的に耕作の意思ある者がなく耕作が見込まれない場合
2 センサスでいう耕作放棄地を耕作可能な状態に復さないまま肥培管理もしないで養蜂の蜜源として利用する場合