「空港の管理、民間委託のはずなのに県管理事務所新設の怪」
静岡空港
10月1日に県は空港管理事務所の開設を行うと発表した。
当面は空港建設事務所に併設されるそうだが空港運営会社のターミナルビル完成後は税金で同社に家賃を払ってビル内に事務所を設置するらしい。
体制は総務課と施設課の2課17人体制というから管理費用5億円の積算根拠となった15人を上回る。
http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/koubun2.html
普通に考えれば民間の運営会社に委託せずとも空港を管理運営できる人数だ。
屋上屋を架すとはこのことだ。
結局運営会社は役人の天下りと県内企業へ税金でご祝儀を与えるための隠れ蓑だったということだ。
よって、空港の管理運営は到底年間5億円では済まないだろう。
11月には空港敷地内でお祭り騒ぎも予定。散財は改まらない。
遠く鹿児島県では苦しい財政の中、国の制度に上乗せの形で県独自に保育料の減免を拡大するそうだ。
少子高齢化問題、環境問題。医療の問題、食の問題。
静岡県ではこれらは他人事、まるでどこか遠くの国の問題と考えているのだろう。
まるでイソップ物語のアリとキリギリスのキリギリスのようだ。
冬はもうそこまで来ているというのに。