本棚の整理をしている。
気に入った本や雑誌など多数取っておいたが、読み返さないよ

やっと分かった、読み返す時間があったら、新しいものが読みたい

こうして本棚から出した雑誌の多くは、10年から20年前のものであった。
古い。
内容を見てもそう思わないところがヤバい訳だが、こんなところに留まっていてはいけないのである。
処分。
ノート類も依然、残っている。
英語学校に行っていた時のもので、せっかく学んだものを捨てたくない、そしてこれは財産だ、だから
とっておけば使えると思っていたのである。
ゲームで忙しい人間が、英語の勉強なんかするかいな。
さらば、「窓際最前列のぽ子(そう書いてあった)」。
そして。
これぞまさに、宝の持ち腐れならぬゴミの持ち腐れ。
しかしこれは私の努力の結晶、青春の想い出、唯一の生きていた証と言ってもいい。
ゲームノートだ(笑)
ゲーム中に取ったメモや、必要事項を書き出したものである。
ノートを使い切るなど、そうそうあることではない。
それがひとたびゲームとなると、私はこまめにノートを取り、記録を残し、次に生かすのである。
捨てられなかった(笑)
捨てる。
ノートはまだ、継続中だ。今後2冊以上にはならない。
卒アルも捨てることにした。
なんでこんなもの、サッサと捨てなかったのだろうか。
人間として完全に不完全だった頃の自分。
黒歴史。
この頃の自分も他人も、今となっては大嫌いだ。
楽しかったフリなんか、もうやめだ。何が同窓会じゃ。
みじめになるまいとふるまっていたが、その方がよっぽどみじめだ。
いい思い出なんてない。
全ての人間の青春が、輝かしい、懐かしいものではないのである。
卒アルを捨てると言うアイデアは、実に気持ちが良かった。
言葉にするなら「あばよ!」ってな感じである。
さてその方法だが、個人情報の宝庫である。どう捨てるか色々考えたが、表紙と裏表紙は切り離してそのまま燃えるゴミ、住所録は破って生ごみ(もしくは猫のトイレゴミ)と一緒に捨てる、写真の部分はのりで貼り付けてガムテープで巻いて出す。
断捨離も悪くないね。
もうそろそろ、色々とまとわりついていたものを手放していこうかと思う。

1