晴れた週末…と思いきや晴れたのは土曜日だけでした。日曜日は、今にも降り出しそうな…というよりもぽつぽつと降り始めた雨の中での作業。
「まずは朝のビジネスから。」
最近、うちの花壇が何故か道行く犬たちのだれもが立ち寄る超人気
トイレ伝言板と化しているようで(涙)、誰もがそこに熱心なお手紙を書き残して行くのです。うちの犬たちも対抗して真っ先にそこをチェック、お返事書きに余念がありません。それこそエッセンシャルオイルでも撒いて攪乱したろか。

当の花壇はいたって元気。
スイセンやムスカリに混ざって華やかな黄色い花が……あっ!タンポポ!
何度も書いてますが、タンポポは嫌われ者です。アメリカでは、誰かの庭が一面のタンポポで黄色い絨毯になっているのを見ても絶対に「わー!タンポポが綺麗ね」なんて言ってはいけません。タブーです。花は確かに可愛いけれど、あの生命力。芝生なんて簡単にやられてしまうんです。しかも、白い綿毛が飛び去った後の立ち枯れた茎は確かに醜い。タンポポを撲滅しようと日々がんばっている人も多いので、タンポポだらけの庭は近所迷惑、というのが常識なんです。
いっそ芝生自体を止めて全部タンポポ畑にしてしまえばエコまあ、アメリカの誇りなんでしょうね。

桃の木
剪定をしたいのだけど、ネットで見ても情報がいろいろで、いまひとつ踏ん切りがつきません。時期は花後の今でもいいみたいだけど…

玄関前は、去年播いた宿根草のオレンジ色の花
(なんて言ったっけなあ)がトップバッターで花を咲かせました。チューリップはシカに食べられてほぼ全滅。

この日のメインイベントは、Bradford Pear(ブラッドフォードペア)2本とKwanzan Cherry(関山桜)の植樹。
…と言っても、オットと鉢の直径の2倍の穴を掘って、その部分の芝生を庭のあちこちはげたところへ移植して、寝ていたウーをたたき起こして、バックヤードの隅っこから一輪車で堆肥を運んでもらって、木を植え込んで…みんな手が泥だらけ、作業の真っ最中は写真を撮る余裕もありません。
それにしても、この辺りの粘土質の土は筋金入りです。以前倒れた木があったあたりは、ほぼ風化した木の根やら何やらの有機物が混ざっていたけれど、桜を植えた辺りの芝生は、10センチも掘ったら、もう茶色を通り越して灰色の粘土そのもの。こんなにも痩せた土地によく植物が育つものです。やっぱり、これは生ゴミを捨てているばあいではないな。またせっせとコンポストで地球に環すことにしましょう。(ハイ、冬の間は捨てに行くのがイヤで横着してました。)
「ボクはどうしてこんなとこで爪なんか切られてるんでちかねえ。噛みまちよ。」
どうしてかっていうと、バセ子ちゃんは穴掘り労働には使えないからです。それに、こういう噛み犬は、閉じた空間だとストレスが溜まりやすいので、危険なときは外に出るのがいいのです。全幅の信頼をおかれたおかーさんのフーでさえ、やっぱり爪切りには気を遣うらしい。

なんとか完了。

にぎやかなフロントヤードになりました。
木を植えるって、それだけで夢がありますね。でもこんな小さな苗木があっという間に手の付けられない大木になっちゃうんだから、本当はもっと計画やリサーチを念入りにしなくてはいけないんだと思うんだけど。いつもいきあたりばったりです。数年後には見違えるようになっていることでしょう。巣立っていく子どもたちが、すっかり大人になってから、ある時ふとこの家を訪ねたくなるかもしれないし。そのときこの木が大木になっていたら嬉しいんじゃないかな。
さて、日曜日のおやつ。

緑色のタネはなんでしょう?

目にもとまらぬ速さで溶かしバターを混ぜ込み

初めてコンベクションオーブン機能を使ったら、あっというまに色が付いてしまいました。要研究。

キメがイマイチ。泡立て過ぎと、粉の混ぜ方が足りなかったようです。

何はともあれ抹茶ケーキのできあがり。

いただきまーす。
これはこれでおいしかったけれど、ちょっと意図したものと違うのができてしまいました。日本の真っ白な薄力粉が欲しいところ。今日買ってこようかなあ。
「今日オレの出番なし?なんで?」

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