子どもたちは5連休、オットは4連休、そして私めは6日連休だった感謝祭のお休みも明け、今日から日常生活です。私も朝8時には家を出て…の予定だったのがキャンセルになり、今日は
ネット三昧♪ いや、勉強したりピアノの練習したり
すべきで、気持ちだけは 忙しいです。
あーあ、楽しかった連休も終わりかあ。…なぁんて思っていたんですが、気付いたら年末の一時帰国まで3週間を切っていました。
まだ何の準備もしていませんっ。いくらなんでも各種予約くらいは済ませないと…あ、飛行機のチケットだけは押さえてありますよ。念のため。
今回はとにかく美容院に行って、こちらでメチャメチャにされてしまった縮毛矯正のやり直しと、子どもたちをどこかの工場見学に連れて行くこと。とりあえずその2つだけは外せません。あとは野となれ山となれ…いつもながらこの行き当たりばったりの計画性のなさが後々の大混乱の元になる…わかっちゃいるけど直せない悪いクセ…
そしてこういうときはネットに逃げるのが更に悪いクセです。10年以上も続いているネット中毒の日々はそう簡単に修正できません。困ったモンだ。
さて、連休最終日の日曜日、ハイスクールのストリングスからお呼びがかかり、ブーのグループとフーのグループと、それぞれ1時間ずつ本屋さんでgigをすることになりました。gigっていうのはアレです、アレ…うまく説明できないんで辞書に頼ってみると、
gig[名]1.(略式)仕事、出演(の打合せ)《主にジャズ演奏家などの短期の仕事》:生演奏。
…だそうです。今回のは、本屋さんでうちの学区のガーデニング・ボランティアグループが資金集めのイベントをする、その一環です。
ストリングスとは言っても、義務教育レベルのそこそこ3〜4年、授業で習っただけの子たちなのでレベルもそれなりでしかないのですが、そこはアメリカ、ちょっとびっくりするくらいこういう機会をもらえるのです。教会に呼ばれたり、婦人会みたいな集まりのBGMに呼ばれたり、パーティに呼ばれたり…たとえ演奏のレベルが「どう」であっても、大人達は惜しみない拍手と賞賛を与えてくれる。そして、こういう「コミュニティサービス」に参加することを学校側も評価してくれて、エクストラ・クレジットとしてちゃんと成績にも反映されます。こういうのって本当に素晴らしいと思います。

まずはブーちゃんチームから!
ソフモア(10年生)のこのチーム、実力的には余裕…と思いきや、チューニング中に大ハプニング発生!なんとチェロの弦が切れました( ̄▽ ̄;)。
そしてお約束通り、予備の弦は
持ってきてないって。こういうところがすごい。
ついでに言ってしまうと、このグループ、始まるまでロクに曲も決まっておらず、5人中2人がスタンドを忘れました。更に、
先生来てないし。その上チェロの一番大切な弦がなくては…
とりあえず始めたものの…チェロ、1曲で脱落。あーあ。後はもう、よく1時間の演奏を続けたものだ、と評価しましょう。
先日、子どもたちと日本の中学校の国語の教科書を読んでいて、討論会の準備という項目にすっかり感心してしまいました。
1.各自が報告書で取り上げた課題を参考にして、テーマにふさわしい話題を集める。
これはこちらでも同じ。
2.話題をいくつかに絞り、話題ごとに発言者を選ぶ。
これもまあ。
3.発言者一人ひとりの持ち時間や全体の進行を決める。
ここで
どよめいた我々。なるほど、ここが違う!アメリカのイベントで欠けているのはここだっ!更に、
4.司会者、記録係、ビデオに撮る係などの分担を決める。
うおぉ!ここだよ、いつもイベントがカオスになる原因は!
こういったイベントに関わるたびに思うけれど、本当にものすごい行き当たりばったりです。子どもたちもそれに慣れっこになっているのでみんな本番に強いこと。でもね、だからって持ち時間とレパートリーを計算するくらいはして欲しいところですよ。
お姉さんたちの演奏を背中で聞きながらくつろぐ下級生フレッシュマン(9年生)軍団。
(プラス「れ」…どうでもいいけど、またジーンズが短くなってるよぉ(涙))服装も、一応ファンシーにまとめてきた10年生とは違って、ジーンズあり、それなりのスラックスを身に着けつつも足元はビーサンあり、親に脅されてコンサートスタイル(白のトップス、黒のボトムズ、ノー・スニーカーズ!)で来たフーがアホに見えるほどです。

この散らかしっぷり(爆)
お小言オバサンの私は楽譜や楽器ケースは床に散らばり、靴は脱ぎ捨て、裸足で歩き回るティーンネイジャーたちに「少し片付けなさい。自分の部屋じゃないんだから」と注意するものの、「実質的には自分の部屋と同じ〜」なんてアッサリとかわされちゃってました。どうも世間もティーンネイジャーのお行儀の悪さに寛容なんですよね。
もっとも、お行儀が悪いのはティーンネイジャーだけじゃなくて、バレエ仲間を見ていても、大人が平気でズボンをメガネの形に(わかる?)脱ぎ捨ててたり、ピアノの上に座ったり…。お上品なご婦人でも、通りすがりに足で床に散らばった服をどけるなんてのはデフォルトです。日本では「特別にお行儀の悪い」大人だった私としては安心するばかり(ちがうだろっ)。
ともあれ、そんなフーちゃんたちの演奏を一部動画でupしてみます。編集方法がわからなくてそのまま載せたのでたぶん大容量(?)
このヒトたちは、前日までに来るはずの先生の指示がこないまま(指示どころか先生とうとう来なかったし〜)曲目も決められず、おまけに楽譜を忘れた子が2人もいたり、とにかく1時間の持ち時間を消費するために、なんと
初見で楽譜を一冊演奏する、という暴挙に出ました。こういう度胸と、「なんとかなる」いや、「なんとかする」強さ、見習いたい気もします。…でもやっぱりもうちょっと準備と練習、しましょうね>ブーちゃん、フーちゃん
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