
このシマシマは「雪が降るぞ〜!」っていう予報が出た途端に撒かれる融雪剤
…なんですが…こんなにがんばって市が、隅々まで融雪剤を撒いてくれたのに天気予報が外れて大雨となり、きれいに融雪剤が流されてしまった頃から気温が下がり始めてフリージング・レイン、さらには雪に変わったというのがなんとも皮肉な今週末の顛末でした。
ゴージャスなポットラックに参加したのに、他の皆さんの料理はおろか、自分が作ったものさえ写真を取り忘れて悔しい私です。
天気は悪くても、やらなけらばならないことはいっぱい。ホームセンターに日参、土曜日はカウンタートップの素材と色を決めるつもりで出かけてきました。

大まかに4種類のカウンタートップ素材の1つでもこれだけ種類があるし。

「蛇口酔い」しそうだし。

サンプルもらってきたけど、一番気になってるのは切れてました。
カウンタートップひとつ取っても、情報が錯綜していて、やっぱり全然決まりません。
コリアン(人造大理石のブランドの一つ)のシンクはカウンタートップと一体型で綺麗だけど、熱に弱くて、たとえばスパゲティのお湯を流すのも、いきなりだと割れるおそれがあるから、ぬるま湯で中和しながら流さなければいけない、そして傷も付きやすいので、ヘビー・デューティに料理をする人には向かない、と店の人に言われたかと思うと、あるサイトでは、コリアンは熱に強い、と書いてある。(さらに、日本の人造大理石のサイトには、「ステンレスのように傷も付かず、たとえ傷が付いても簡単に修復できて、料理に集中できる」って…)
また、家をresaleするときに、グラナイト以外は恐ろしく価値が落ちるので、無難にグラナイトにすべき、と言う人もいれば、ラミネート以外は大して違いがない、という人もいる。
ディッシュウォッシャーも、ステンレスがいい、という人がいればそうじゃないという人もいるし、それに、ああストーブトップ。平たいのが、掃除が楽そうだから、それにしようと思っていたし、実際「楽だし、おすすめ」というコメントに安心したりもしたけれど、昨日見せてもらった友人の家では「フラットトップのは、とにかくガラスに焦げが付いて掃除が大変だからおすすめしない。水滴が付いているだけでも焦げ付く。」と言っていて、実際、きれい好きでいつもほぼ完璧な彼女のキッチンのストーブトップにだけは、汚れが目立つ…という調子。なんでこんなに人によって使い勝手が違うんだろう??
おそらく、原因はそれぞれ「平たいストーブトップ」とか「人造大理石」とか一口に言っていても、実は使っているものが微妙に違うタイプのもので、違う特徴を持っているのではないか…と私は私は睨んでいるわけなのですが。
ここで頂いたコメントによれば、平たいストーブトップには少なくとも3種類あるそうで、そうなると、むかしオーストラリアで私が破壊してしまった平たいストーブトップはどのタイプのものだったのか(あれはお湯が沸くのが早かった!)とか、実際、スパゲッティを茹でるお湯を沸かすのに30分近くかかってしまう友人宅のストーブトップはどういうものなのか、とか、お湯を流すだけで割れてしまうようなシンクのブランドとグレードは実際にどのようなものなのか、とかそれを知らないと比較もできないわけなんですね…。で、彼らに聞いてもガラストップの下がコイルなのか、ハロゲンなのかは知らないという。
私はHome Depotあたりでキッチン雑誌を買って、各社・各素材の比較をしたらどうか、とオットに提案したわけなのですが、オットはHome Depotで売っている雑誌にHome Depotに不利な情報が載っているわけはないから無意味だと言うし、「じゃあ、どうしたらいいの?」状態です。
写真のように蛇口一つ取っても、あの画像に写っている、その数倍のチョイスがあるわけで、それにどの人も、そう多くの蛇口を実際に自分の家で毎日使っているわけじゃないから、「良い」「悪い」が正反対だったりするわけです。まず、洗剤を入れるディスペンサーはビルトインの物の方がいいのかどうか。(それによってシンクの穴の数が変わり、チョイスが変わる)こんな小さな第一歩さえも決められない。
かと思うと、私が「とりあえずここだけは悩まない」と決めていた「左が小さくて右が大きい二つに分かれたビルトインのシンク」というものだけがその店には何故か存在しなかったりして。
その上、ビルトインのシンクには継ぎ目の部分にカビが生えやすい、なんて評判まで入ってくる。こうなってくると「とりあえずシンクはビルトイン」という最初の第一歩が怪しくなり、そうすると「ビルトインシンクならラミネートのカウンタートップは除外」としていたはずの条件までが外れてしまい、振り出しに戻る。。。
結局今回も何も決まらず、床の素材をまた一通り眺めて店を後にしたわけです。
もっとも、これだけいろいろ調べてみると、だんだんに少しずつ見えてくる物はあって、あと数回も通えばおのずと条件が絞られてくるのではなかろうか、という希望的観測はあります。見積額も、「スタンダードでこの程度、少しアップグレードしてこの程度」と二本立てにして出してもらえたので、今後徐々に煮詰まってくることでしょう。まあ、場合によってはこんなに悩んでいたのが嘘みたいに、予算の都合ですべてが決まってしまう、というシナリオも考えられるのだけど。
欲を出すときりがないよね、っていうお話なんでしょうかね、結局。
とりあえず、あと2週間ほどで、キャビネット全部のレイアウトとその中身のオーガナイザーをリストアップしなくてはなりません。同時進行でカウンタートップも。物を作るってことは本当に気力・体力が要る物なのだなぁと痛感中。

ホームレスの動物たちへ、1クリックでフード0.6杯が寄付されるサイトへは
こちらからどうぞ!紫色のボタンを押してくださいね。

0