8週間にわたった咳がようやく止まった…と思ったら、また風邪を引いてしまいました。一体何なんだ、今年は。
さてさて、噛まれたんですよ。両手の人さし指がジンジンしてます。右手はドッグビスケットと一緒にうぃるちに噛まれ、それは慣れてるからいいんですが、左手は、なんと、
娘に噛まれました。はい、19歳の娘に。
「こうやって噛んだでちよ。」
種明かしをしてしまうと、本日、娘1号のブーは、親知らず4本摘出の手術を受けたわけなんです。そして、全身麻酔から覚め、自宅へ戻ったものの、口の感覚はない、ガーゼは交換しなくちゃいけない、というわけで、不器用な私がガーゼを細長く折りたたみ、端からクルクルと巻いて奥歯で噛ませるために、ガーゼごと、口の中に指を入れていったところ、ブーが思い切り噛んだ、と。
本人に自覚はありません。それどころか、「へーへー、おれあーいー?(日本語訳:ねーねー、これなーに?)」と指でつまんで引っ張って見せているのが、舌だったり、下唇だったり。なにしろ、7年に1度しか風邪もひかない女ですから、やっぱり全身麻酔なんて、嬉しくて大興奮です。なんたって、リカバリールームから駐車場まで、車椅子で運んでもらっちゃったもんね。
きょうだいの中で唯一、矯正の必要もないくらい完璧な歯並び(こんなとこまで健康優良児)だったブーですが、近頃、八重歯が出てきました。おかしいね、って言っていたら親知らずが圧迫しているせいだったのです。
しかし、親知らず4本、一気に抜きますか。これがアメリカ式なんですね。私は、日本を出る前、歯医者の治療はすべて済ませようと通い詰め、その1年で親知らず全部抜いてもらいましたが、月に1本くらいのペースでしたよ。しかも、1本抜くのに、1時間くらいかかったりして。ええ、もう根っこがあごの骨に食い込んでいたりしたものだから、骨まで削るオオゴトになってました。
若いうちは、まだ根が短いから抜くのも楽なんだそうです。実際、4本、歯茎を切って取り出すのに1時間とかかりませんでした。というわけで、来月はフーも同じく4本摘出の予約が入っています。家族の中で唯一、治療やら手術やらが大好きなフーは、手術が待ち遠しくてたまりません。今日のブーの処置も、「自分の代わりに見てくれ」と私に頼んだほどでした。←じょーだんじゃないですよ。断りました。
ところで、この姉妹、年子も年子、わずか13ヶ月違いなのですが、見た目年齢がえらく違う。そして、フーは、無邪気そうな童顔に加え、学校中で自分より背が低い生徒はすべて把握できているというほどのおチビさん。しかし、その外見に反して、実のところ、「生まれた時から40歳」という異名を取った結構な耳年増でしっかり者なんです。しかし、姉の方は異様に落ち着いて見えるくせに、中身ガキンチョです。
こんな姉妹が、二人で歯医者の診察に出かけたときのこと。まず、診察を受け終わったフーに、看護士さんが言った言葉が、
「はい、アナタおしまい。お母さんのところに行っていいわよ。」
だって。
19歳のお母さんに18歳の娘ですか( ̄▽ ̄;)!!
ともあれ、今日、19歳の無邪気な姉は、18歳の老成した妹に思い切り甘えてお世話してもらっています。微力ながら、母の私も薬を取りに走り、リクエストにお応えして、アイスクリームやパンナコッタを口に運び、(しかし、こぼすことこぼすこと)食事も離乳食よろしく、ブレンダーでガーガーとすりつぶしております。大きい赤ちゃんが増えたみたいで、これまた結構楽しい。
手術前にもらった紙

「手術中、麻酔の影響でとーってもリラックスしてしまうものです。恥ずかしいことが起きないように、自分の番が来る前にトイレへ行っておいてくださいね。トイレはエレベーターの向かいにありますよん。」
そりゃ恥ずかしい。みなさん、手術の前はトイレに行きましょう。

市販の風邪薬やら痛み止めやら。

コドモに、いたずらするな、という方が無理。魅力的な色ですよねえ。

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