10歳を超えたうぃるち、ここのところ、毎年9月恒例の季節アレルギーでお腹カユカユ、あっという間に掻きむしって皮膚が破れ化膿してしまい先週から薬漬けになっていました。抗生物質に抗ヒスタミン剤に抗アレルギー薬、そしていよいよ始まった関節炎のためのアスピリン。
そんな中、週末はコリーレスキューの同窓会に出かけ、数十頭のコリーたちにまみれて、半日楽しく遊んだのですが…
今朝、水曜日の早暁。何やらドスンドスンと音がして、うぃるちが転んでいる様子。慌てて見てみると、立ち上がれずにもがいていました。立とうとしても四肢が滑って派手に倒れてしまいます。関節炎が悪化したのか、だから痛くて立てないのか、と滑り止めに足の裏にワセリンを塗ってしばしマッサージ。うぃるち自身はいつもの習慣で早く階下へ行きたくてたまりません。なんとかヨロヨロと立ち上がり、あちこちにぶつかり、滑り、よろけながら階段の降り口へ。とても自力で降りさせられる状態ではないので抱っこで下ろしました。
食欲はあり、ごはんを食べる気は満々!なのに、まさかのお残し。時間をかけて少しずつ、結局は食べきりましたが、ただごとではありません。だってうぃるちなのに!
動画1 左によろける
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動画2 眼振
目が左右へ小刻みに震えていた(眼振)ので、前庭疾患を疑い、動画をドクターに送って見てもらいました。すぐに返事がもらえて、おそらく中耳から来る前庭疾患だろうということ、原因はわからないし治療もないけれど、できるかぎりサポートしてあげること、数日内に症状は収まってくること、もしも吐き気や食欲不振が出たら薬を処方できることが書いてありました。眼振、前庭疾患については、コリー飼い大先輩方のブログで何度も何度も勉強させてもらっていました。今回も引っ張り出して熟読。みなさん、ありがとうございます。うぃるちの眼振も横揺れなので、ぐるぐるよりは少しマシなのですね。
いっぽが抗鬱の薬(プロザック)を飲み始めて1カ月、ようやく家の中のビビリションも少しずつ減り、網戸を突き破ることもなくなり、同窓会ではまるで普通の犬っぷりのはしゃぎようでボランティアさんたちを感涙させたりもして、ようやく一安心と思ったところだったけれど…
まさかのうぃるち。
だってうぃるち。
うぃるちのくせに。
病気になるなんてダメ!
うぃるちは、あと10年くらいは平気で生きなくちゃいけないのに!
Hopeの分も長生きして、クキ兄さんを追い越さなくちゃいけないのに!
だんだん弱ってきていて、車の乗り降りを躊躇したり、お客さんが来てもケージに閉じ込める必要ないくらいフレンドリーになってきたり、表情がすっかり柔らかく可愛らしくなってきたり、加齢を感じていなかったわけではないけれど、認めたくはなかった。でも、
2007年の夏に我が家にやってきてから丸9年。当時若い成犬だったことを考えるとどんなに若くても10歳。もしかしたらもっと上かもしれないうぃるち。シェルティだけど体重23kgで大型犬並みのうぃるち。寿命も大型犬並み?やっと人を噛む心配もなくなって、理想的な家庭犬になってくれたうぃるちなのに。
本当にもう若くないんだな。うぃるちも老化するんだな。
でも、深刻な、命を脅かすような病気じゃない。きっとだいじょうぶ!だいじょうぶ!

コリーレスキュー同窓会にて。 コリーに誘われて汚い湖に入り込んだうぃるち。
「やでちねえ。心配いらないでちよ。」

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