テネシーで史上最大級の
パピーミルレスキューがあったようです。
動画を含む、
The Humane Society of The United States ストップ・パピーミルズのページはこちら。この子達は今、初めて安心できるシェルターで、医療のケアを受けているそうです。いずれ、各地のシェルターから幸せな家庭を見つけて旅立っていけることでしょう。でも、まだまだ、特に中西部には数え切れないほどのパピーミルが。たとえばうちの州ではパピーミルの営業は法律で禁止されていますが、ペットショップでの生体販売は禁止されていません。パピーミルはダメでも、よその州のパピーミルはうちの州に子犬を卸すことができるのです。こんな法律じゃザルです。
パピーミル(子犬工場)とは…ペットショップやネットのブリーダーなどに子犬を卸す繁殖業者のこと。劣悪な環境で、ただ売れる子犬の数を増やすために、母犬たちを一生、不潔で狭いケージに閉じ込め、子犬を産ませ続けた挙げ句、生産率が落ちたら捨てる、そういうところです。健康状態などかまってもらえません。適切な医療を受けたこともないでしょう。私の大切なHopeはそういうところで用済みになって捨てられた母犬でした。瀕死の状態でレスキューされて、9日間点滴につながれ、やっと第二の人生を踏み出したHope。でも以前の劣悪な環境のせいか、数々の疾患を持ち、若くして天に召されてしまいました。今も、Hopeのように苦しめられている母犬たちが数多くいるのです。
ペットショップで買う人がいる限り、こういう業者は後を絶たないのです。
私たちに出来ることは何か?
パピーミルについて知識を広めること。
安易にペットショップで買わないこと。あなたの可愛いその子の母犬は今、どこでどうしているんでしょう?
自分のブログやサイトにこうした
バナーを貼り付けること。
バナーはここにあります。
STOP PUPPYMILLのTシャツを着ること
私にはこの下のバナーを貼り付ける資格はないのかもしれません。初めての犬、クッキーを私たちは新聞のClassifiedコーナーに載っていた、自称ブリーダーから購入してしまいました。見学に行くと、クッキーたち子犬はひとまとめにされて、馬や豚と同じ家畜小屋に入れられていました。もちろん母犬の姿はありません。「母犬に会えますか?」と聞くと、相手は「会おうと思えば会えるけれど、ひどく泥だらけだし大変だからお奨めしない」と言われ納得してしまいました。
無知って恐ろしいです。親犬に会わせてくれない業者から犬を飼うなんてとんでもないことです。
どうしても犬種にこだわりがあるのなら、信頼のおけるブリーダーさんを。よく吟味してください。
信頼の置ける、良いブリーダーの見つけ方。その犬種のブリード・レスキュー・グループに問い合わせる。ネットができる人ならいくらでも方法はあるはずです。その犬種の犬種団体に紹介してもらう、そしてそのブリーダーの評判や、日頃の犬への接し方をよく調べる。Hopeが保護されていたコリーレスキューの主宰者は長年コリーのブリーダーをしてきた人でした。そういう人が一番たくさんの知識を持っています。
ネットの検索でトップに出てきたから、なんていうのは一番危ないです。良いブリーダーさんは、検索でトップに来るような対策なんかしてる時間なんてそうそうないものですよ。犬で生活費を稼ごうとしているような、そのブリーダーのところにいる親犬たちは幸せに暮らしていますか?
もしもできるなら、シェルターや保健所からアダプトしてほしいです。純血種の子もシェルターにたくさんいます。さらに、雑種の子たちはさらに多くの場合、救われる術もなく、アメリカでは安楽死を迎えます。日本では安楽死でさえありません。苦しみ抜いた末の窒息死で処分されます。
Hopeはコリー・レスキューに救われました。Willは、たまたま私たちがボランティアをしている地元のノー・キル・シェルターに保護してもらえたラッキーなシェルティでした。
ストップ・パピーミルの寄付は
ここで受けつけています。
いつの日にか、ペットショップの生体販売がなくなること、そしてパピーミルが絶滅することを願って。
mixi会員の方しか見られませんが、「アメリカのアニマルレスキュー」コミュニティで知り合った「まるくるさん」がより詳しくストップ・パピーミルズについて書いてくださっています。「暗闇の世界。 パピーミル。 」mixiが見られる環境の方は是非お読みください。


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