2006/3/22  23:02

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!☆☆☆☆☆  映画感想 〜2007年

原題は「ウォレスとグルミット ウサギ男ののろい(Curse of the wererabbit)」。古いイギリス製恐怖映画(「ホラー」じゃなくて「恐怖映画」って感じ)のパロディです。

狼男と違ってウサギ男なら、いくら凶暴でもどうせ野菜しか食べないのだから怖くないだろうって?いいえ、それでも村人たちは恐怖におののくのです。それは、この村の人々が一人残らず、野菜をわが子のように愛するヘンタイ…いえ、園芸愛好家だから。

恐れが怒りに変わり、武器を取る村人たち。不幸な事故でモンスターになってしまった者の悲劇を切なく描いています。嘘ですけど。

やっぱりこれ、お薬とかあるのでしょうか。この場合、脱狼薬じゃなくて脱兎薬?…足が速くなりそう。(ゴメン、言わずにいられなかった。)

ネタバレ【ラストで彼が「治った」理由が、最初わからなかったのですが…あれも「愛の勝利」なんですね…チーズへの愛ですけど。

「子供向きなのに、大人も楽しめる」というものは、大人に訴えるストーリーやテーマを巧みに織り込んであることが多いのですが、コレには、そういうものは一切なし。純粋子供向きを貫きながら、そのとてつもない質の高さのみで大人を満足させるというはなれわざ。

でも、多くの子供に見てほしいなあ。教育的テーマは一切なくて、ただただ笑える映画だからこそ。

子供の頃から「教訓はなく、ただただ笑える」児童文学ばかりを好み、後に「日本ではコメディの扱いが低い」と愚痴ってばかりいる大人になってしまった私としては、ほんとにそう思います(笑)。

それにしても、グルミットもかわいいけど、わたしはあの豚っ鼻ウサギがかわいくてかわいくて…ウサギのグッズを探したのですが、ないようですね。よかった。あったら買ってしまうところでした。


2006/3/20  21:04

なんだかんだ  映画・俳優一般

テレビの映画情報番組で、アメリカの興行成績ベストテンをやっているでしょ?以前はあれを見て、「あ、この映画早く観たいな〜」とか思っていたのですが…最近、観たいと思う映画がない!10位から1位まで、「日本に来たら観よう」と思える映画が1本もないなんて。そもそも、(アメリカで大ヒットしたのに)日本に来ない映画も増えている気がするし。

不安だなあと思うのは、最近のハリウッド映画でアメリカでヒットしているのって、「もろ国内向き」のものが多い気がすること。テレビの人気番組関連だったり、「黒人観客向け」「ティーン向け」「ホラーファン向け」「人気コメディアンのファン向け」とターゲットを絞りこんだ作品が多くて、猫も杓子も外国人も楽しめる、よく出来た「ハリウッド大作」が、なくならないまでも、比較的少なくなりつつあるような…

ターゲットを絞った映画は昔からあるけど、今やそれが「主流」となっているのは…音楽の傾向と似ているのかな?そのへん、詳しくないのでよくわかりませんが。でも、洋楽も80年代には「私でも楽しめる」ものが多かった気がする。今はさっぱりわからない。(まあ、私自身が年をとったせいもあるかもしれないけど…)映画もそうなってしまったら、と思うとなんか心配なのです。

私は「ハリウッド大作」も「批評家受けする小品佳作」も両方好きなのですが、そういう「良作」も、よりヒットしなくなっているようです。Rotten TomatoのBox Officeのところを見ても、上位は「つぶれたトマト(褒めている批評家が60%未満の映画)」ばかり。(今週のベスト10の中で唯一の「新鮮なトマト」が「南極物語(Eight Below)」なのには、ちょっとため息。)アカデミー賞は質の高い映画に客を呼ぶ数少ない頼みの綱なのに、今年のアメリカのボックスオフィスには「アカデミー賞効果」はまったく現れていないというし。

そういえば、去年のアカデミー賞だったか、普通のシネコンで観客にインタビューしても、アカデミー賞候補作なんて「誰も観ていない」というジョーククリップをやっていたっけ。あれ、今年はもっとそうだろうな。

まあ、ハリウッドは何十年も前から下らない映画をヒットさせる一方で優れた映画を作ってきたわけだし、私はこうやって毎週楽しく映画を観に行っていて、そのほとんどはアメリカ映画なわけだから、そう気をまわして心配しなくていいのかもしれないけど。私が楽しんで観ている「アメリカ映画」と、アメリカで一般に受けている映画がどんどん違うものになっているようで、それがちょっと淋しいような…

だったら日本映画を観ろって?うーん…いやです。


2006/3/19  22:46

更新のお知らせ  パトリック・オブライアン

オブライアンのページ更新:ジャック・オーブリー指揮艦乗艦一覧表

16巻と、13・14巻分も修正しました。

Persons, Animals, Ships and Cannon in the Aubrey-Maturin Sea Novels of Patrick O'Brianという、あまりにそのまんまな題名の、大学のテキストを思い出すような地味な装丁の本があって、よくお世話になっているのですが…今回それを参照していて、初めてジャンク船の船長Li Poが「李白」であることを知りました。


2006/3/17  20:38

ブロークバック・マウンテン ☆☆☆  映画感想 〜2007年

実は、思ったより乗れなかったのです。それは、主人公のイニスがどうしても好きになれなかったから。(<またそれかい。)

以下ほんのりネタバレ気味
続きを読む

2006/3/16  23:48

ヒストリー・オブ・バイオレンス ☆☆☆☆  映画感想 〜2007年

この映画は、「シリアナ」とは逆に、何も、な〜んにも知らないで観に行った方が面白いと思います。私の予備知識は、TVの映画情報番組で言ってたことぐらいだったのですが、それでも「しまった、情報入れすぎた」と思ったもの。

監督が誰とか、誰が出ているとかさえ、観終わるまでうっかり忘れてるぐらいの方がいいかも。

現実には、映画について本当に何も知らないなら、観に行こうとも思わないだろうから、これはめったに許されない贅沢なのですが。

とにかく、私のように「役者見物」が好きな人なら絶対損はしないと思うので、どうぞこれ以上何も読まずに(監督や俳優のインタビューも極力避けるべき)、是非ご覧になって下さい。

あ、ただ、これは「ロード・オブ・ウォー」や「サイドウェイ」のような「えー、何でこれがR−15?」というのではない、納得のR−15指定なので、オトナの方限定で(笑)。

(後日、ネタバレ版感想も書く予定。)




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ