2006/3/20  21:04

なんだかんだ  映画・俳優一般

テレビの映画情報番組で、アメリカの興行成績ベストテンをやっているでしょ?以前はあれを見て、「あ、この映画早く観たいな〜」とか思っていたのですが…最近、観たいと思う映画がない!10位から1位まで、「日本に来たら観よう」と思える映画が1本もないなんて。そもそも、(アメリカで大ヒットしたのに)日本に来ない映画も増えている気がするし。

不安だなあと思うのは、最近のハリウッド映画でアメリカでヒットしているのって、「もろ国内向き」のものが多い気がすること。テレビの人気番組関連だったり、「黒人観客向け」「ティーン向け」「ホラーファン向け」「人気コメディアンのファン向け」とターゲットを絞りこんだ作品が多くて、猫も杓子も外国人も楽しめる、よく出来た「ハリウッド大作」が、なくならないまでも、比較的少なくなりつつあるような…

ターゲットを絞った映画は昔からあるけど、今やそれが「主流」となっているのは…音楽の傾向と似ているのかな?そのへん、詳しくないのでよくわかりませんが。でも、洋楽も80年代には「私でも楽しめる」ものが多かった気がする。今はさっぱりわからない。(まあ、私自身が年をとったせいもあるかもしれないけど…)映画もそうなってしまったら、と思うとなんか心配なのです。

私は「ハリウッド大作」も「批評家受けする小品佳作」も両方好きなのですが、そういう「良作」も、よりヒットしなくなっているようです。Rotten TomatoのBox Officeのところを見ても、上位は「つぶれたトマト(褒めている批評家が60%未満の映画)」ばかり。(今週のベスト10の中で唯一の「新鮮なトマト」が「南極物語(Eight Below)」なのには、ちょっとため息。)アカデミー賞は質の高い映画に客を呼ぶ数少ない頼みの綱なのに、今年のアメリカのボックスオフィスには「アカデミー賞効果」はまったく現れていないというし。

そういえば、去年のアカデミー賞だったか、普通のシネコンで観客にインタビューしても、アカデミー賞候補作なんて「誰も観ていない」というジョーククリップをやっていたっけ。あれ、今年はもっとそうだろうな。

まあ、ハリウッドは何十年も前から下らない映画をヒットさせる一方で優れた映画を作ってきたわけだし、私はこうやって毎週楽しく映画を観に行っていて、そのほとんどはアメリカ映画なわけだから、そう気をまわして心配しなくていいのかもしれないけど。私が楽しんで観ている「アメリカ映画」と、アメリカで一般に受けている映画がどんどん違うものになっているようで、それがちょっと淋しいような…

だったら日本映画を観ろって?うーん…いやです。




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