2006/6/25 0:23
最近テレビで観た映画 映画感想 〜2007年
…の、簡単感想。
ハッピーフライト ☆☆
私、こういう類の映画は結構好きなんですよ。今時スチュワーデス(フライト・アテンダントて言わないとダメ?)が憧れの職業っていうのも珍しいけど、それでも「私はなりたいんだ!目標はパリ行きファーストクラス!」って頑張っているのは美しいし、グィネス・パルトロウもなかなかいいじゃん、と思って観ていたのですが…(以下ネタバレ)
最後に「憧れの仕事を手に入れたけど、愛する人がいなければ空しいだけ」って、イマドキ、その結論は何だよ。しかも「やっぱりスッチーじゃ不満なのよね〜」ってことなのか、ラストシーンではパイロット修行に乗換え?今までやってきたことを最後にブチコワシてどうする?
グッド・ガール ☆☆
クソつまらない映画…ではなく、クソつまらない人生を送っている人に関する、まあつまらなくもない映画。
ジェニファー・アニストンとジェイク・ギレンホールは、こんな人生を送っている人にしてはゴージャスすぎるのだけど…リアルにそういう人生を送っていそうな人たちが主演だと、そもそも見る気にならないだろうな。それにしても、二人とも上手い。特にジェニファー。
田舎のパート主婦が、勘違いと甘ったれの激しい文学青年と浮気する話。退屈な亭主(安定したクソつまらない生活)と、年下青年(波乱に満ちた、でもしばらく後にはやっぱりクソつまらなくなるであろう生活)のどちらを取るか悩む話。どちらもあまりにツマラナそうで、悩みに共感できないのがネックか。私なら、両方さっさと捨てたい…と思う。
アメリカ映画には、田舎に住んでいて「いつか、どうにかしてこの町を出て行きたい…」という人がよく出てきますが、出て行きゃいいじゃん、とか思って。そのへんの難しさが、イマイチ感覚的に分からないのだよなあ。
コニー&カーラ ☆☆☆1/2
これ、観たかったのです。ビリー・ワイルダーの傑作「お熱いのがお好き」の男女逆転版、と聞いていたので。ドラッグクイーンの化粧が異様に似合うニア・ヴァルダロスとトニ・コレットですが(笑)、やっぱり首から下を見ると女らしいのよね。でも、この二人がドラッグクイーンで通るというのは、ジャック・レモンとトニー・カーティスが女で通るというのよりは100倍リアリティあるので、まあいいか。
「ゲイ=ミュージカル好き」「ミュージカル好き=ゲイ」と言われているのは、一体どうしてなんだろう、と考えたりしてしまう昨今。
殺人を目撃して逃亡中の二人を追って、アメリカ中でミュージカル舞台を回っているギャングの手下が、すっかりミュージカルファンになってしまうとか(NYで「レント」を観て感激したりしてるの)、コニーが客に「『愛のイエントル』を見た人は?」と訊くと全員が手を上げたりするのが可笑しかった。
結構面白かったのでオススメなのですが、もし万が一「お熱いのがお好き」をまだ観ていないのなら(そんな人いるかしら?…と思いながら)、もちろんそちらを先にどうぞ。
ハッピーフライト ☆☆
私、こういう類の映画は結構好きなんですよ。今時スチュワーデス(フライト・アテンダントて言わないとダメ?)が憧れの職業っていうのも珍しいけど、それでも「私はなりたいんだ!目標はパリ行きファーストクラス!」って頑張っているのは美しいし、グィネス・パルトロウもなかなかいいじゃん、と思って観ていたのですが…(以下ネタバレ)
最後に「憧れの仕事を手に入れたけど、愛する人がいなければ空しいだけ」って、イマドキ、その結論は何だよ。しかも「やっぱりスッチーじゃ不満なのよね〜」ってことなのか、ラストシーンではパイロット修行に乗換え?今までやってきたことを最後にブチコワシてどうする?
グッド・ガール ☆☆
クソつまらない映画…ではなく、クソつまらない人生を送っている人に関する、まあつまらなくもない映画。
ジェニファー・アニストンとジェイク・ギレンホールは、こんな人生を送っている人にしてはゴージャスすぎるのだけど…リアルにそういう人生を送っていそうな人たちが主演だと、そもそも見る気にならないだろうな。それにしても、二人とも上手い。特にジェニファー。
田舎のパート主婦が、勘違いと甘ったれの激しい文学青年と浮気する話。退屈な亭主(安定したクソつまらない生活)と、年下青年(波乱に満ちた、でもしばらく後にはやっぱりクソつまらなくなるであろう生活)のどちらを取るか悩む話。どちらもあまりにツマラナそうで、悩みに共感できないのがネックか。私なら、両方さっさと捨てたい…と思う。
アメリカ映画には、田舎に住んでいて「いつか、どうにかしてこの町を出て行きたい…」という人がよく出てきますが、出て行きゃいいじゃん、とか思って。そのへんの難しさが、イマイチ感覚的に分からないのだよなあ。
コニー&カーラ ☆☆☆1/2
これ、観たかったのです。ビリー・ワイルダーの傑作「お熱いのがお好き」の男女逆転版、と聞いていたので。ドラッグクイーンの化粧が異様に似合うニア・ヴァルダロスとトニ・コレットですが(笑)、やっぱり首から下を見ると女らしいのよね。でも、この二人がドラッグクイーンで通るというのは、ジャック・レモンとトニー・カーティスが女で通るというのよりは100倍リアリティあるので、まあいいか。
「ゲイ=ミュージカル好き」「ミュージカル好き=ゲイ」と言われているのは、一体どうしてなんだろう、と考えたりしてしまう昨今。
殺人を目撃して逃亡中の二人を追って、アメリカ中でミュージカル舞台を回っているギャングの手下が、すっかりミュージカルファンになってしまうとか(NYで「レント」を観て感激したりしてるの)、コニーが客に「『愛のイエントル』を見た人は?」と訊くと全員が手を上げたりするのが可笑しかった。
結構面白かったのでオススメなのですが、もし万が一「お熱いのがお好き」をまだ観ていないのなら(そんな人いるかしら?…と思いながら)、もちろんそちらを先にどうぞ。