2008/4/21  21:50

JUNO(ジュノ)☆☆☆☆  映画感想 2008年〜

16歳の女の子がうっかり妊娠してからの、彼女と周囲の人々の9ヶ月の歩みを描いた映画。お話としてはシンプルそのものなのに、たまらなく魅力的な、愛すべき映画だ。それは主人公のジュノが、愛さずにいられないような女の子だから。

どこが愛すべきかというと、一言でいえばクールなところですね。冷静で、自分を突き放して客観的見ることができる頭の良さがあって、辛辣なユーモアのセンスを忘れない。それでいて16歳らしく純粋なところもあり、なんとか正しいことをしようとしている。しっかりしているようでいてまだまだ子供だけど、それをちゃんと自分で素直に認めている。(「パパ、私の成熟レベルでは対処できない問題が起こったの。」

もちろん、ちゃんと避妊しなかったのは無責任な行動だろうけど、一度の失敗でその人の全部を裁いてしまわない優しさがこの映画にはあるのだ。

ジュノの両親もクールだ。お父さん役は、なんと「OZ」のシリンガーことJKシモンズ。これが本当にいいお父さんで…「サンキュー・スモーキング」の時「あの顔ではいい人役は無理」なんて書いたけど、私が間違っていました。反省してます(笑)。

あ、ここで言う「クール」っていうのは、格好いいってことじゃなくて、役に立たない理不尽な言動で主人公やまわりの人々(および観客)をイライラさせない、っていうことです、おもに。

<以下ネタバレ気味>
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