2008/5/22  20:38

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド ☆☆☆1/2  映画感想 2008年〜

石油屋とキリスト教原理主義の宗教屋…アメリカの諸悪の根源を描いた映画ですね。(いやマジで)

ユニークで面白い、よくできた映画なのですが…私、こういう、登場人物の誰にも共感できない映画って苦手なんですよね。まあ、好みの問題。

それと、こういう…いい人とはとても言えない野心家が主人公の映画を見ると、時々思うのですが…「この人は、何が楽しくてこんなに一生懸命金持ちになろうとしているのだろう?」

なにも、「金があっても愛がなければ」とか、「まわりの人を幸福にしないと自分も幸福にはなれない」とか、そういうムズカシイことを言っているわけじゃないんですよ。単に、せっかく富を築いたんなら、もうちょっと…浅い意味でも深い意味でも人生楽しまなきゃ、何にもならないと思うんですが。ダニエル・デイ・ルイス演じる主人公は、映画の最初から最後まで、ちっとも楽しそうじゃない。でっかい家を建ててボーリングレーンとか作っても、とってもつまらなそう。大金持ちなのに床に寝てるし。

それに、毎日あんな表情ばっかりしてたら、顔の筋肉だって疲れそうだ。

それとも…こういうふうに瑣末なことでしつこく恨みを抱いたり晴らしたりするのって、本人としては楽しかったりするんでしょうか?わからん。

もちろん、役者見物という点では見ごたえのある映画です。ダニエル・デイ・ルイスはもちろんですが、それよりすごいと思ったのが、若い宣教師を演じたポール・ダノ。信念とカリスマ性とエネルギーをそなえたアホの怖さを、あますところなく表現しています。最近知ったけど、アメリカには現実にこういう人、いっぱいいるんですね。しかも、もっと大きなスケールで成功してたりする。

以下ちょいばれ
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2008/5/20  23:29

The Daily Show特派員ファイル【2】ロブ・リグル  ジョン・スチュワート

ロブ・リグル(Rob Riggle)は38歳、海兵隊員、身長191cm、ご覧のとおりのマッチョで、ジョン・スチュワートいわく「デイリーショーの他のキャストを全員、片手で殺すことができる」。

「元」海兵隊と書いたのですが、彼は現在も予備役、つまり「現役」の軍人なのでした。軍人兼コメディアン!階級は少佐で、単に「軍の経験がある」程度じゃなくて、リベリア、コソボ、アフガニスタンで実戦経験があり、勲章も20個ぐらい持っているらしい。

彼が印象的だったのが、最近のイラク戦争のレポートに関するセグメント(4/22)



リグル:このレポート読んだ?

スチュワート:あー、題名だけ…

リグル:おれがまとめてやるよ。2001年の報告では、ビン・ラディンはアフガニスタンのどこかの安全地帯でアメリカ攻撃を計画していた。7年が経過して7000億ドル費やした後、現在ビン・ラディンはアフガニスタン周辺のどこかの安全地帯でアメリカ攻撃を計画している。もといたところに戻っただけだ!何もしなくったってこうなったんだ。

…わかってた、前からわかってたんだ!やつは行き先なんてわかっちゃいなかったんだ!アメリカ全体が後部座席から、「アルカイダへ行く道は、こっちじゃないんじゃないかな〜?」って言ってるのに、(ブッシュのモノマネで)「いいからまかせてろって。イラクを通る近道を知ってるんだ」…おれたちが「どうかなあ、誰かに道を聞いた方がいいんじゃない?たぶん反対側だと思うよ」って言ったら、「黙れ!黙れ!イエメンに放り出して行くぞ!まったく、口うるさいところは母さん似だな!おい、ラジオに触るな!」…

スチュワート:…なかなか興味深い比喩だね…

リグル:ああもう、うるさい。黙れ。


普通、デイリーショーの「特派員」が出てくるセグメントでは、ジョンの方が怒っているのを「特派員」が珍妙な論理を展開してなだめる、というパターンが多いのですが、ここではリグルが本当に怒っているみたいなのが印象的でした。

2008/5/18  20:09

ことしのうちの薔薇  日常雑記

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2008/5/17  22:45

The Daily Show特派員ファイル【1】ジョン・オリバー  ジョン・スチュワート

来週、The Daily Showは一週間のお休み。でもまたアーカイブを漁って過ごすことになるんだろうなあ。

この間に、The Daily Showのレポーター(と呼んでいたけど、正しくは「コレスポンダント(特派員)」)の話でも。

前にレポーターは4人、と書いた気がするのですが、正確には現在のところレギュラーの「特派員」は、

サマンサ・ビー&ジェイソン・ジョーンズ(カナダ人で夫婦)
ロブ・リグル(元海兵隊)
ジョン・オリバー(イギリス人)
アッシフ・マンドヴィ(イギリス生まれアメリカ育ちのインド系)

の5人。ほかに「コントリビューター」と呼ばれる、時々登場する人が

ルイス・ブラック
ラリー・ウィルモア
ジョン・ホジマン(マックのCMの「PC」役の人)

などなど。

The Daily Show史上最高の「特派員」はなんといってもスティーブン・コルベアですが、現役の中で私のお気に入りはイギリス人のジョン・オリバーです。

少し前に彼のインタビューを読んだのですが、

http://www.ugo.com/ugo/html/article/?id=18452

脚本家スト中に彼の出番が多かった理由がわかりました。彼は脚本スタッフの一員で脚本家組合に属しているのですが、外国人でありグリーン・カードを持っていなくて、コメディ・セントラルの親会社バイアコムのワーキングビザで働いているので、ストに参加するのは法的にややこしい立場だったみたい。入管にずいぶんいじめらたみたいなことも言ってます。ジョン・スチュワートやスティーブン・コルベアと同じく、なかなかに苦しい立場だったみたいで。

それと、彼はアメリカに来る前はもちろんイギリスでコメディアンをやっていたわけですが、どういうきっかけで「The Daily Show」からお呼びがかかったのかまるでわからない、と言っていました。どの仕事が気に入られたのかわからないのだけど、「The Daily Show」は大好きな番組でこれは「夢の仕事」だったので、理由を聞いたら「間違いだった」と言われるような気がして、怖くて聞けなかった。で、結局聞けないまま現在に至っている、と…

デイリーショーに呼ばれたことを「ホグワーツから手紙が来たみたい」と表現しているのが面白かった。とすると、やっぱりジョン・スチュワートがダンブルドアってことになるんでしょうか(笑)。

ジョン・オリバーがハリー・ポッターに見えてきた…ちょっと間違った方向に育ってしまったハリーですが(笑)。

それに関連して(?)…ブッシュ大統領が「ガソリン価格を下げるような『魔法の杖』はない」、と発言したことに関するセグメント



ジョン・オリバー:「ジョン・オリバー」はぼくの「マグル名」だから、これからは「フェザーウィック」と呼んでくれ。

(ハリポタには「マグル名」というのはないのだけどね。まあそれはともかく)

オリバー:ガソリン価格を下げるには普通の魔法の杖(a wand)ではだめだ。「あの杖」(the wand)が必要なんだ!

ハリー・ポッター7巻では「あの杖」(最強の杖)はElder Wandと呼ばれているのだけど、日本語訳では…え、7巻の日本語訳ってまだ出てないの?信じられん。まったく、この国はどうなってるんだ。

2008/5/16  23:25

どうでもいいんですが、ちょっとびっくりしたこと  ジョン・スチュワート

The Daily Show with Jon Stewart 2008/5/14

14日のThe Daily ShowのゲストはCNBCの記者John Harwoodという人だったのですが…本題より、この人が最初に披露したエピソードが面白かった。

この人の同僚のCNBCのカメラマンが、ジョンと同年代で大学時代サッカーをやっていたそうなのですが、ある時ウィリアム&メアリー大学のサッカー部と試合をして、ものすごく動きの速いフォワードがいて、とても止められないと思ったので、「はさみタックル」(<?)をかけてしまった。そのことで、試合後チーム同士でケンカになったと。そのフォワードというのは、誰あろう若き日のジョン・スチュワートだったらしい。で、「謝っておいてほしい」と言われたそうな。

ジョンが大学時代サッカー部にいたことはWikipediaで読んでいたのですが…ほんとにやってたのね。なんとなく、ベンチで冗談言ってただけかと…(<すごく失礼。)しかも、いい選手だったなんて…スポーツマンというイメージが皆無だったので…いやいや。



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