2008/5/13  23:56

今日のThe Daily Show  ジョン・スチュワート

ここんとこ、いつにも増してゲストが大物政治家続きなのですが…今日のインタビューは、とりわけ素晴らしかった。先週のマケインのインタビューなんかは賛否両論だったみたいですが、今日のはアメリカの政治関係ブログでも絶賛が並んでます。

ブッシュ政権の元国防次官、ダグラス・フェイスのインタビュー。

前に訳したマケインとの討論はイラク戦争を「これからどうすべきか」の話でしたが、今回は戦争を始めた時の話。フェイス氏はイラク戦争開戦当時の国防次官、戦争を始めた当事者の一人ですからね。政府は国民を故意にミスリードしていたかどうか、という議論なのですが…

詳しく訳しているヒマはないのですが、まとめると、フェイス氏の主張は、ブッシュ政権はイラク戦争を始めるにあたって「判断の誤りはあったが、(国民を)騙したわけではない」「リスクがあることは十分に分かっていた、それを国民に伝える方法は上手くなかった」「9・11後、次の攻撃を防ぐためにはサダム・フセインを倒すことが最良の方法だと本当に信じて行動した」…とまあこんな感じ。

それに対してジョンの答えは、「9・11の後、(アフガニスタンと違って)イラクには戦争を始める直接のきっかけはなかったので、政府は裁判の検察側のように、有利な証拠だけを集めて、不利な証拠を隠して犯罪を組み立てていった」「もし仮にイラク侵攻が本当に国の安全を真摯に考えた末の善意の決断だったとしても、楽観的な見通しばかり宣伝して深刻なリスクを隠したことは根本的な間違いだった、なぜならそうすることによって、ブッシュ政権は国民がインフォームド・ディシジョン(情報を得た上での決断)を下す能力を奪ったから。」

面白かったのは、フェイス氏が、「後に戦争がこういう状態になってしまったので、国民は(政府を責めたい気持ちから)戦争のはじめのころの記憶がゆがんで、政府が実際以上に戦争にリードするようなことを言っていたように勘違いしている」という意味のことを言ったとき。ちょっと、誰に向って話してると思っているの(笑)。開戦当時から毎日毎日、政府の発言をネタに番組を作っている人よ。

ジョンが「ぼくはかなりはっきり覚えてますがね」と、ブッシュや他の政府関係者の言ったことを、言葉もそのまんまに次々引用してみせたのが気持ちよかった。



Part 2



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