2008/12/4  23:54

クリスマス戦争(その4)  ジョン・スチュワート

昨日の続き。

そもそも、「The Daily Show」のはじめのセグメントだって、別にクリスマスを連邦休日にすることに反対してるってわけじゃないのです。(アメリカの連邦休日っていえば、マーティン・ルーサー・キングの誕生日とかコロンブス・デーの方がモメてるみたいだし、政教分離がもっと浸透しているヨーロッパ各国だって、クリスマスはさすがにたいがい法定休日だし。)ただ、クリスマスが祝日だという、普段当たり前だと思っているであろうことをちょっとだけ見直して、「ま、そういえばそうだよね。」と考えてみる…というだけの意味のジョークだと思います。(思えばこの、「気がつかなかったけど、そういやそうだなぁ」というのは、いろんなジョークの可笑しさのキモになっているのかもしれない。)

それを、わざわざ1年前のビデオを引っ張り出してまで、「公の場でクリスマスを祝えなくなる」とか、「攻撃されている」「クリスマスに対する戦争」とか…

こういうアホらしい過剰反応をするのはアメリカのウルトラ保守派だけだ、と言ってしまうのは簡単ですが、でも、こういうのって、形を変えればどこにでもあることなのかもしれない、と私は思うのです。例えば、ストレートとゲイとか、日本における日本人とそれ以外とか、伝統的に男性が多い職業(つまりほとんど全部の職業)における男と女とか…圧倒的多数を誇り、その優位は百年は揺るぎそうもない人々の側に限って、毛色の変わった人が片隅にちょろっと出てきただけで飛び上がって、「伝統が攻撃されている!このままでは我々は滅びる!」とか、叫ぶ人がいるのですよね。

ナンギなことですが…ただこの場合それが、よりによってクリスマスのことだっていうのが、なんとも相応しくない、残念なことだと感じるのです。

ビル・オライリーへの「プレゼント」として、堂々「反クリスマス宣言」をするジョンの方に…皮肉なことだし、多分適切な表現でもないけど…よっぽど「クリスマス精神」を感じるのですけどね、私としては。

ところで私は(ここからちょっと、話がそれてゆきますが)…
続きを読む



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ