2009/4/14  22:19

New York 断片的な旅行記〜Jersey Boys (その2)   ミュージカル

「Jersey Boys」は、「今、生身の人間が目の前で演じている」ということを、すごく感じる舞台でした。

…いやその、どのミュージカルだって演劇だって、舞台なんだから、目の前で生身の人間がやってるのは当たり前なんですけどね。でもどういうわけかコレ、他のミュージカルに比べてそれを強く感じたのです。

それはたぶんこの4人−フランキー・ヴァリ、トミー・デヴィート、ボブ・ゴーディオ、ニック・マッシというキャラクターに共感する度合いが強かったせいなんでしょう。

この4人はナレーターとして話を進める役もやっているので、始終「観客に話しかけて」いて、そのせいで親しみを感じてしまうだけかもしれないんですけどね。その点、ずるい(?)んですが。

私は男同士の絆、友情の話というのは大好きなんですが…でも、その中でもうるさい選り好みがありまして(笑)。まず、主従関係はダメ。軍隊の上官と部下というのもダメ。どっちかがどっちかに忠誠を誓うとか、一方的に従うとか尽くすっていうのはダメで、対等の関係じゃないと嫌なんです。あまりに理不尽なべったりした関係もダメ。

この話でいうと、フランキーとトミーの関係はまあ、理不尽べったりと言えないこともないんですが…でもそこで、ちょっと醒めていてビジネスライクな天才ボブと、マイペースでちょっと天然ボケ(?)なニックがいることが効いているんですよ。この4人のバランスが絶妙というか…

たぶんこの4人は、自分たちが「対等」だとは考えてないと思うのですけどね。むしろ、それぞれが勝手に「他の3人の面倒を見るのは自分」だと思っているフシがあって。それはある意味エゴだし、その思いはズレてすれ違って、後の確執の元にもなってくるんですが…

<以下ネタバレ>
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