2009/6/4  23:33

【映画感想】ミルク ☆☆☆☆☆  映画感想 2008年〜

私、アカデミー賞とはわりと「映画の趣味が合う」と自覚しています。(逆にまるで趣味が合わないのは、カンヌ映画祭!)なので、作品賞候補と主要賞受賞作品は、なるべく観るようにしてます。でも、やっぱり中にはちらほら、好みに合わないものもあります。

その中で私的に最も「ハズレ」が少ないのは、「オリジナル脚本賞」受賞作品なんです。つまり、私はハリウッドの脚本家さんたちと特に趣味が合うってことですね(笑)。みなさん、脚本賞を獲った作品は狙い目ですよ。まあ、私が映画を「脚本で見る」タイプだからということもあるでしょうけど。

今年の脚本賞はこれ。やっぱり、すごくいいです。ハーヴェイ・ミルクの生涯についてはドキュメンタリー映画もあるんですが(私は見ていない…けど見るつもり)、これは脚本化された映画ならではの良さがあふれています。

私は以前、「アメリカ映画の普遍的三大テーマ」を勝手に決めてしまったことがあるのですが、それは以下のようなものでした。

1.真実は知らされなければならない。
2.自分の人生は自分で決めなければならない。
3.自分が自分であることを恥じてはならない。

…なんと大雑把な(笑)。

「ミルク」はこの全部の、ど真ん中をついている映画です。そういう意味で、まさに伝統の、最上のアメリカ映画です。

とっても普遍的な、人間の生き方そのものへの示唆に富んだ映画ですが、そこまでゆくと話を広げすぎな気も。なのでここは、これが「政治のあるべき姿について考えさせられる、希望を与える映画」だということについて書きたいと思います。

ここで唐突に、他の映画の話をしますが…

私の大好きな映画に「デーヴ」というコメディがあります。その映画では、大統領が脳梗塞か何かで倒れて、大統領のそっくりさんだった主人公が側近たちの陰謀で「替え玉」にならされるのですが…彼はそのチャンスを利用し、自分ならではのやり方で努力して、政治のおかしいところ、間違っていると思ったところをどんどん変えてゆきます。
続きを読む



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ