2009/6/15  23:59

「ミルク」感想(その4)  映画感想 2008年〜

これも、いいかげん書いてしまわないと。

この映画のミルクの魅力的なところは、一言でいえば、普通っぽいところでしょうか。もちろん、本当に「普通」(平凡という意味で)なわけではなくて、頭の良さや政治的カンの良さ、燃えるような信念などは、人並み外れて持っていたとは思いますけど、それがあんまり、あからさまに「切れ者」「情熱的」「カリスマ」という風には表れていない。演説は上手いし、カリスマ性もそれなりにあるけれど、どちらかというと、普通に好感の持てる人として描かれています。

それが一番よく表れているのは、プロポジション6(※)を推進するブリッグス議員との討論会のシーン。ディベートでの対決から逃げていた議員を、ミルクはマスコミと市長を味方につけ、半ば強引に公開討論会に持ち込むのですが、討論会が行われたのは「敵地」。つまり、聴衆はブリッグス議員の支持派ばかりで、ミルクが何か言うとブーイングが起こるという状態。


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