2009/12/29 21:43
へたれ日記 ジョン・スチュワート
実は数日前から胃にくる風邪を引いていまして(それか、宴会続きで胃が疲れていたところに軽い風邪が重なったか、どちらか)
ブログも、あんまりまとまったことは書くエネルギーが不足しているので、ごめんなさい、オブライアンの「21」は来年までお休みです。(あと2回分ぐらいしかないので、惜しんでいるところもあるのですが。)
他にも書くと言っていて越年になりそうなネタが2つほどあるのですが...それも来年かなあ。Wickedの話は、Defying Gravityを何度も聴いているうちに頭の中でどんどん広がってまとまらないし、ジョン・スチュワートのガザの話は背景を調べるのが気が重い。どれも、オカユ以外のものが食べられるようになってから書きます...
ここ数日、布団をかぶってしおしおといじけながら、同じジョンでももっと軽い、胃に優しい(?)ビデオを漁っていました。
これとか。
ブログも、あんまりまとまったことは書くエネルギーが不足しているので、ごめんなさい、オブライアンの「21」は来年までお休みです。(あと2回分ぐらいしかないので、惜しんでいるところもあるのですが。)
他にも書くと言っていて越年になりそうなネタが2つほどあるのですが...それも来年かなあ。Wickedの話は、Defying Gravityを何度も聴いているうちに頭の中でどんどん広がってまとまらないし、ジョン・スチュワートのガザの話は背景を調べるのが気が重い。どれも、オカユ以外のものが食べられるようになってから書きます...
ここ数日、布団をかぶってしおしおといじけながら、同じジョンでももっと軽い、胃に優しい(?)ビデオを漁っていました。
これとか。
2009/12/24 0:06
クリスマスによせて "Much Worse Things" スティーブン・コルベア
去年の番組ですが、最近BGVにしているスティーブン・コルベアのクリスマス・スペシャル「A Colbert Christmas: The Greatest Gift of All」から一曲。スティーブンとエルビス・コステロのデュエットで、良い歌です♪
The Colbert Report | Mon - Thurs 11:30pm / 10:30c | |||
A Colbert Christmas: Colbert/Costello Duet | ||||
|
2009/12/23 20:52
ことしのイルミネーション 日常雑記
今年は銀座〜日比谷〜丸の内あたり。

Mikimotoのツリー

丸の内仲通り

丸の内仲通り2

丸の内仲通り3

丸の内仲通り4「フラワーファンタジア」

皇居外苑「光のインスタレーション」お堀に映ってます。

皇居外苑「アンビエント・キャンドルパーク」
混んでいたので、他人様の携帯が...(汗)
相変わらずいいかげんな写真で、お目汚しですみません。

Mikimotoのツリー

丸の内仲通り

丸の内仲通り2

丸の内仲通り3

丸の内仲通り4「フラワーファンタジア」

皇居外苑「光のインスタレーション」お堀に映ってます。

皇居外苑「アンビエント・キャンドルパーク」
混んでいたので、他人様の携帯が...(汗)
相変わらずいいかげんな写真で、お目汚しですみません。
2009/12/21 23:29
【映画感想】カールじいさんの空飛ぶ家 ☆☆☆☆ 映画感想 2008年〜
ちょうど都合の良い時間にやっているのが3D上映だったので、初めて映画館で3D映画を観ました。(今までに観た3D映画って、ディズニーランドのマイケル・ジャクソンのやつだけだったのです。)3D上映はまあ、もの珍しくて楽しかったのですが...この映画に関しては、「3Dで観ないと損!」というほどのことはないかな。ディズニーランドの「キャプテンEO」の「3Dであることの価値」が90%だとすれば、これは10%ぐらいか。
それでも、「空飛ぶ家」が舞い上がるところなんかは、3Dならではのワクワク感がありましたが。
PIXERの映画を観ると、いつも「子供もすごく楽しめるだろうけど、でもこの映画の本当の意味は、子供にはわかるまい」と思うのですよね。この映画は特に、いつにも増してそうでした。私の年齢でも、まだ十分にはわかってないんじゃないかと思うほどで。
なにしろ、最初の10分ぐらいで、人の一生分の...いや夫婦だから一生分×2の、喜び悲しみの全てが描かれて、その二人分の人生の「重さ」がすべて、ひとつの家にかかってくるのです。この夫婦に子供がいたら、子供たちが巣立って別の家を作ったり孫ができたりで、ある意味分散されると思うのですが...子供がいないので、二人の60年分の夢だの失望だの幸せな思い出だの、全てがひとつの家に留まって完結している。それがどんなにものすさまじく「重い」ものか、たぶん子供や若い人には感じられないだろうな。
だからこそ、そのすさまじく重い家が風船の力で舞い上がるところには、何とも言えない爽快感があるのですけど。
でも、ほどなくその家は、カールにとって「重荷」になるのです。いやもうそれは、文字通りの意味で。
以下ネタバレ
それでも、「空飛ぶ家」が舞い上がるところなんかは、3Dならではのワクワク感がありましたが。
PIXERの映画を観ると、いつも「子供もすごく楽しめるだろうけど、でもこの映画の本当の意味は、子供にはわかるまい」と思うのですよね。この映画は特に、いつにも増してそうでした。私の年齢でも、まだ十分にはわかってないんじゃないかと思うほどで。
なにしろ、最初の10分ぐらいで、人の一生分の...いや夫婦だから一生分×2の、喜び悲しみの全てが描かれて、その二人分の人生の「重さ」がすべて、ひとつの家にかかってくるのです。この夫婦に子供がいたら、子供たちが巣立って別の家を作ったり孫ができたりで、ある意味分散されると思うのですが...子供がいないので、二人の60年分の夢だの失望だの幸せな思い出だの、全てがひとつの家に留まって完結している。それがどんなにものすさまじく「重い」ものか、たぶん子供や若い人には感じられないだろうな。
だからこそ、そのすさまじく重い家が風船の力で舞い上がるところには、何とも言えない爽快感があるのですけど。
でも、ほどなくその家は、カールにとって「重荷」になるのです。いやもうそれは、文字通りの意味で。
以下ネタバレ
2009/12/20 20:22
オーブリー&マチュリン「21」(その19) パトリック・オブライアン
あー、今回で、タイプによるスクリプトがある(ちゃんと活字で印刷されている)部分は終わりだ。あとは手書きのページが10ページ。たぶん、2回分ぐらい?いよいよ残り少なくなってきました。
砲撃訓練が終わったと思ったら、思い切り機嫌の悪いキリックがジャックの礼服を持って艦尾甲板に現れ、「まったく、こっちは15分も前から準備万端で待っているんですよ」と...いや、このパターンも最後かと思うと寂しいですね。
そう、ジャックとスティーブンは旗艦にディナーに呼ばれていたのでした。レイトン提督はなぜか上機嫌で、特にスティーブンをことのほか丁重に迎えました。(ドクター・マチュリンとウィリアム王子の関係を聞きつけているらしい。この頃には、ウィリアム王子の王位継承が濃厚になってきていたらしいので。)
提督のディナーには、当然、彼の従兄弟のミラー大尉も出席していて、提督は改めて二人にミラーを紹介しました。と言っても、二人ともミラーとは一応知り合いだったのですけどね。
スティーブンは彼を望遠鏡で見たとき「ヘンリー・ミラーだ」と言ってましたが、ここでは提督は彼を「ランドルフ・ミラー」と紹介しています。しかも、提督の従兄弟になったり甥になったりしているような。まあ、ほんと、何度も言いますが初稿なんで、このへんになるとそういう細かいことは気にしていられないのですが...まあ、一応突っ込んでおきます。
このディナーは艦上で、出席者は男ばかり8人で、陸上でやるような正式なものではないのですが、その描写を読むと、食べ物の量と、なによりワインの量がすごそうです。このディナーの場合、鰹にはサンセール、家鴨にはオー・ブリオン、ローストビーフにはバーガンディ、食事の終わりにポートワイン、プディングにコーヒーの後はブランデー。はあ、当時の海軍士官って、こんな食事をするかと思えば塩漬け肉とコクゾウムシのわいた乾パンで何カ月も過ごしたりするのだから、敵と戦って死ぬより先に心臓病か肝臓病にやられそうです。
あいにくここでは、バーガンディが「corked」の状態であったようです。つまり、保存状態(特にコルク栓)に何らかの問題があって変質してしまい、変な匂いと味になっているということのようですが...出席者はみんな、気がついていないか、気がついていないフリをしていることにスティーブンは驚いています。たぶん、陸での民間のディナーパーティでは考えられないことなんでしょう。海軍のこういうパーティでは、船乗りはあんまり贅沢は言わないのと、上官の出すものに文句をつけにくい、ということがあるのでしょうね。
でも、ジャックは文句は言わなかったけど「グラスを空けなかった」と書いてあって...ジャックは贅沢は言わないけど、味がわからないわけじゃないのです。
「上官には文句を言いにくい」と言えば、ジャックはレイトン卿に、「私の従兄弟」(ミラー大尉)を彼の任地のケープタウンまで乗せて行くように頼まれています。個人的なことなので「命令」という形ではないけれど、まあ命令と同じですな。
なんで旗艦で行かないのかと言うと、ジャックのサフォーク号は先遣隊として最初に南アフリカに向かうことになっていて、ミラー大尉は一刻も早く赴任したいので、というのがタテマエなんですが...まあ目当ては明らかに、サフォーク号に乗っているクリスティーン・ウッドでしょうね。ミラーがレイトン卿に頼み込んだのでしょう。
さて、どうするスティーブン?
砲撃訓練が終わったと思ったら、思い切り機嫌の悪いキリックがジャックの礼服を持って艦尾甲板に現れ、「まったく、こっちは15分も前から準備万端で待っているんですよ」と...いや、このパターンも最後かと思うと寂しいですね。
そう、ジャックとスティーブンは旗艦にディナーに呼ばれていたのでした。レイトン提督はなぜか上機嫌で、特にスティーブンをことのほか丁重に迎えました。(ドクター・マチュリンとウィリアム王子の関係を聞きつけているらしい。この頃には、ウィリアム王子の王位継承が濃厚になってきていたらしいので。)
提督のディナーには、当然、彼の従兄弟のミラー大尉も出席していて、提督は改めて二人にミラーを紹介しました。と言っても、二人ともミラーとは一応知り合いだったのですけどね。
スティーブンは彼を望遠鏡で見たとき「ヘンリー・ミラーだ」と言ってましたが、ここでは提督は彼を「ランドルフ・ミラー」と紹介しています。しかも、提督の従兄弟になったり甥になったりしているような。まあ、ほんと、何度も言いますが初稿なんで、このへんになるとそういう細かいことは気にしていられないのですが...まあ、一応突っ込んでおきます。
このディナーは艦上で、出席者は男ばかり8人で、陸上でやるような正式なものではないのですが、その描写を読むと、食べ物の量と、なによりワインの量がすごそうです。このディナーの場合、鰹にはサンセール、家鴨にはオー・ブリオン、ローストビーフにはバーガンディ、食事の終わりにポートワイン、プディングにコーヒーの後はブランデー。はあ、当時の海軍士官って、こんな食事をするかと思えば塩漬け肉とコクゾウムシのわいた乾パンで何カ月も過ごしたりするのだから、敵と戦って死ぬより先に心臓病か肝臓病にやられそうです。
あいにくここでは、バーガンディが「corked」の状態であったようです。つまり、保存状態(特にコルク栓)に何らかの問題があって変質してしまい、変な匂いと味になっているということのようですが...出席者はみんな、気がついていないか、気がついていないフリをしていることにスティーブンは驚いています。たぶん、陸での民間のディナーパーティでは考えられないことなんでしょう。海軍のこういうパーティでは、船乗りはあんまり贅沢は言わないのと、上官の出すものに文句をつけにくい、ということがあるのでしょうね。
でも、ジャックは文句は言わなかったけど「グラスを空けなかった」と書いてあって...ジャックは贅沢は言わないけど、味がわからないわけじゃないのです。
「上官には文句を言いにくい」と言えば、ジャックはレイトン卿に、「私の従兄弟」(ミラー大尉)を彼の任地のケープタウンまで乗せて行くように頼まれています。個人的なことなので「命令」という形ではないけれど、まあ命令と同じですな。
なんで旗艦で行かないのかと言うと、ジャックのサフォーク号は先遣隊として最初に南アフリカに向かうことになっていて、ミラー大尉は一刻も早く赴任したいので、というのがタテマエなんですが...まあ目当ては明らかに、サフォーク号に乗っているクリスティーン・ウッドでしょうね。ミラーがレイトン卿に頼み込んだのでしょう。
さて、どうするスティーブン?