2010/8/12  23:03

State the Obvious 当たり前のことを言う(先週のThe Colbert Report)  スティーブン・コルベア

The Colbert ReportMon - Thurs 11:30pm / 10:30c
Consumer Protection Agency - Barney Frank
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The Colbert Report 2010/8/3 Consumer Protection Agency - Barney Frank

先日アメリカで、金融機関のアコギな商売から消費者を保護する金融規制法案がめでたく可決成立しました。

http://www.cnn.co.jp/usa/AIC201007220005.html

この法案の成立に尽力したのが、以前The Daily Showに来た時のことを書いた、エリザベス・ウォーレン教授(http://navy.ap.teacup.com/kumiko-meru/1017.html)と、民主党下院議員のバーニー・フランクです。

フランク議員は「コルベア・レポート」には何度か登場している「Friend of the show」ですが、今回は衛星中継のインタビューに登場。

フランク議員は、外見はくたびれた熊のぬいぐるみみたいですが、なかなか鋭くてユーモアのセンスのある人です。

医療保険改革について全米で喧々諤々やっている頃、タウン・ミーティングでヒットラーの口髭を描きこんだオバマの写真を掲げて「(国民皆保険制度は)ナチの政策です!あなたはどうしてナチの政策に賛成するんですか?」とまくしたてるクレージー女に、「あなたはどこの星から来たんですか?あなたと議論するより、台所のテーブルと議論した方がマシだ」と切り返していたほど。

今回のインタビューも、非常に面白かったです。何が面白かったかと言うとですね...

あの、何かについて議論していて、相手の議論があまりにむちゃくちゃなので論理的に反論するのが難しくてつい呆れて黙りこんでしまい、相手はそれで「議論に勝った」と思いこむ、ってことありませんか?

まあ普通の生活をしていたら、リアルライフではないかと思いますが...インターネット上ではよくありそう。

このインタビューでは、そういう時にどう切り返したらいいか、フランク議員がお手本を示してくれています。

バーニー・フランク議員が、なぜこの法律が必要なのかを説明するのですが、規制に反対の「スティーブン」は、例によってめちゃくちゃな論理で反論します。

スティーブン:でも、それは(顧客から金を絞り取ろうとするのは)銀行の本能ではないですか?虎に向かって毛皮のシマシマをなくせと言うようなものじゃないですか?鋭い歯を持っていることでサメから罰金を取るようなものじゃないですか?

フランク議員:いや、それは...(口ごもる)

スティーブン:そうでしょう?!

フランク議員:その喩えの問題点は、あまりにも意味がないので、かえって反論するのが難しいということだ。

スティーブン:つまり、ぼくが議論に勝ったってことですよ!

フランク議員:いや、勝っていない。まず、銀行は虎ではない。クレジットカードの契約書は、シマシマ柄ではない。...どうして君が、トラとチェース・マンハッタン銀行の区別がつかないのかが分からない。君が動物園に行くときは、よく気をつけた方がいいよ。

スティーブン:どうしてリベラルは、エリザベス・ウォーレンがこんなに好きなのですか?たしかに、魅力的な女性ですが。

フランク議員:そうだが、私が彼女を称賛する理由はそれじゃないということは分かっているだろう?(※フランク議員はオープンゲイ。)


つまり、相手があまりにハズれたことを言ってきた場合、相手の術中にはまってシュールな議論に引きずりこまれないようにするためには、まず「State the obvious」-当たり前のことを指摘する、というのも手かな、と。ここでは「銀行は虎ではない。クレジットの契約はシマシマではない。」ということですね。

他に例をあげると、たとえば...「夫婦別姓は家族を崩壊させる共産主義者の陰謀だ!」←「今までに、夫と妻の姓が違うことが原因で共産主義になった国はありませんよ。」とか。

そんなかんじ(笑)。

2010/8/12  7:00

8月11日 のつぶやき  Twitterまとめ

Kumiko_meru http://twitter.com/Kumiko_meru
8月11日 つぶやきまとめ


23:39
「日本語は非論理的、英語は論理的」と思うのは、(1)日本人は論理的な文章しか英語で読まない(つまり読む範囲が少ない) (2)日本語で論理を展開することを子供の頃から訓練する教育をしない ということの影響じゃないかというのが私の感覚です。@phan_s
2010/08/11 Wed 23:39 From web

23:36
日本語は主語を省略できますが、省略したことによって主語が曖昧になるわけじゃありません。敬語のあるなしによって一人称と二人称を区別したりしていて、それは本来とても論理的な構造になっています。@phan_s
2010/08/11 Wed 23:36 From web

23:35
私は英語と日本語以外の言語をほとんど知らないので、あまり公平な考察はできないのですが...私自身は、英語はそれほど論理的とは思わないですねえ。つづりと発音の関係なんて、非論理的そのものですよ。@phan_s
2010/08/11 Wed 23:35 From web

23:33
いえいえ、こちらの独り言に反応して下さってありがとうございました。@phan_s
2010/08/11 Wed 23:33 From web

22:59
新しく買った52型テレビで「マスター・アンド・コマンダー」のDVD見てる。おお。おおおおーーー
2010/08/11 Wed 22:59 From web

22:50
そうか...この国は男尊女卑だったけど、「男尊」はなくなって女卑だけになったんだ。
2010/08/11 Wed 22:50 From web

22:18
@phan_s はじめまして!意見ですか?いいですよ。と言っても、わたしのは元発言は感覚で、それこそあんまり論理には基づいてないのですけど...^_^;
2010/08/11 Wed 22:18 From web phan_s宛

21:39
「正しい発音にする」教材なんかより、世界各国の訛りの英語を聞き取れるようになる教材がほしい...
2010/08/11 Wed 21:39 From web

20:11
よく言われるけど、そうかなあ?と思うこと、その2:「英語は論理的、日本語は非論理的」。英語でも日本語でも、いくらでも論理的にも非論理的にもできるよ。
2010/08/11 Wed 20:11 From web

20:11
よく言われるけど、そうかなあ?と思うこと、その1:「現代社会は情報過多」これってインターネットがなくて、今から思えば「よくあんなに少ない情報でやってたなあ」と思う頃から言われていた。私の実感としては、情報が「足りてる」と思ったことさえない。まして「過多」なんてとんでもない。
2010/08/11 Wed 20:11 From web

19:19
The Daily Showみた。ジョンのひげがなくなっている。さびしいようなうれしいような、フクザツなファン心。#TheDailyShow
2010/08/11 Wed 19:19 From web

14:37
アラスカのテッド・スティーブンス、"Bridge to nowhere"と"The Internet is a series of tubes"という迷言で有名な人ですね http://www.afpbb.com/article/politics/2747276/6063542
2010/08/11 Wed 14:37 From web

09:46
今の日本に危機感を抱くのなら、まず新聞読むのを止め、子供にも読ませないことだと思う。いやほんとに。
2010/08/11 Wed 09:46 From web

09:44
私は留学経験も海外経験もないし、文学部卒で英語は映画や小説や海外ドラマで覚えたビジネスパーソンとは程遠い人間だけど、それでもGoogle Newsの英版と米版を主な情報源にしてニューヨークタイムズやガーディアンを読むだけで、日本のマスコミの質がどれほど酷いかはすぐに分かる。
2010/08/11 Wed 09:44 From web




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