2007/12/15  16:56

デッド・ゾーン #4-5「ヒーローと悪魔」〜人生はヒロイック・ファンタジー  海外ドラマ:デッドゾーン

久しぶりに、これに戻ってきました。(ついでに、カテゴリも独立させました。)

AXNの第4シーズン放映中に追いつくとか言っていて、全然でしたね…AXNでは第5シーズン放映が始まっているというのに。まあ、私はあまり先のことは言わずに、ぼちぼち行きたいと思います。

それにしても、AXNの放映は加速度的に本国に追いついてきてますね。第6の放映がDVD発売よりも早くなるようなら、私もいよいよスカパー加入かな。(今のところ、テレビを見る時間があまりないのでコストパフォーマンスが悪くて入っていないのですが。)

あ、それから、感想書く時にあらすじをまとめるのをやめたので、エピソードの内容についてはAXNのエピソードガイド(下リンク)をご参照下さい。

さて、第5話- ”Heroes and Demons”。

自閉症の子供とか、口がきけない証人とかを扱ったサスペンスというのは今までにもいろいろあったと思いますが、これがユニークなのは、ファーストシーンから、当の子供(タデウス、12歳)の視点から話が展開することです。

もっとも、彼は自分の世界の中でも(普通の形では)喋らないので、彼の「視点」は、彼が自分の現実の世界を元に想像する(創造する)ヒロイック・ファンタジーとして表れるところが…面白い。

「物語」のナレーター(亡くなったタデウスの母の姿をしている):物語は旅のようなもの。いつでも最も困難に思えるのは、最初の一歩を踏み出すことなのだ…

おとぎ話の世界が、辛い現実からの「逃避」であるという言い方は、ここではふさわしくない。なぜなら、ファンタジーの世界も、現実と同じぐらいに厳しく恐ろしく残酷なところだから。

でも、ひとつだけ違うのは、ファンタジーの世界では、子供は運命に流されるだけの取るに足らない無力な存在ではないということだ。彼らは生まれつき特別な存在であり、重大な使命を負っていて、勇敢に闘って運命を切り開かなければならない…

…失礼、これは「パンズ・ラビリンス」の感想に書いたことでした。でもなんとなく、共通するところがあるかなーと思ったのです。もちろん、タデウスの置かれている状況は、オフェリアほど絶望的ではない(十分シビアではありますが)けれど。

なにしろ、クリーブズ・ミルズという村に住むという、まれにみる力と情けを持つ伝説の大魔法使いの助けがあるのですから(笑)、最後にはめでたしになるだろうと、こっちは安心して見ていられます。

でも、無実の罪で死刑判決を受けた父を救うという彼の冒険の旅は、たいへんな勇気を必要とすることには変わりないわけで。

ナレーター:旅では、使い慣れない通貨を使いこなし、自分より年上で賢い人と一緒にさえ行ったことのない場所へ独りで赴き、自らの恐怖に立ち向かわねばならず…

「使い慣れない通貨」ってところがいいなあ。こっちは大人の身ながら、初めて一人で海外旅行した時とか、海外出張した時の、表には出せないそこはかとない心細さを思い出して、思わず共感してしまいました。

最初の一歩がいつでも一番困難なのよね。

蛇足:実はこのエピソードで一番びっくりしたのは、タデウスのお母さんの車のシフトレバーだったのです。あの、棒の先にビリヤードの玉みたいなのがくっついているやつ。アメリカの車に(というか、車全般に)詳しくないんで、よくわからないのですけど…あんなシフトレバー、ありなの?怖すぎるだろう。

http://www.axn.co.jp/deadzone/episode_0401.html



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