2008/2/4  23:21

アメリカン・ギャングスター(つづき)  ラッセル・クロウ&ポール・ベタニー

また、この映画で感じたのは、1968年〜1974年という時代を、すごく「濃く」描いているな、ということでした。当時、遠く離れた日本で幼い子供をやっていた私でさえそう思うのだから、この時代のアメリカを生きてた人たちには、またレベルの違う実感があるのだろうな、とか想像してます。

昨日「ゴッドファーザー」の話を出しましたが、考えてみれば「ゴッドファーザー」は1972年公開。この映画の登場人物たちも観ていたかもしれないね、とか思うと面白いです。

以下ちょいネタバレ

目立つ行動・目立つ服装を控えていたフランクが、つい派手なコートを着てしまって、リッチーに目をつけられることになるのが、1971年の「モハメド・アリ対ジョージ・フォアマン戦」…詳しくは知らなかったけれど、これはベトナム戦争の徴兵を拒否したためにチャンピオンの資格を剥奪されていたモハメド・アリの復活戦だったのですね。「世紀の一戦」と呼ばれたこの試合、特に黒人にとっては、特別な思い入れのあるイベントだったのだろうなあ。特別な日を寿いで、らしくもなく派手な行動をしてしまい、結果としてはそれが彼の転落のきっかけになったわけで…

「運命劇」じゃない、と書いたけど、そういうところには時代の波というか、運命を感じますね。よくできているなあ。




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