2009/11/8  22:38

NY 断片的な旅行記(その2)Hair  ミュージカル

クリックすると元のサイズで表示します

今回はこれだけ。いや〜、もう全部「当たり!」でした。(あ、下の真ん中のはミュージカルではありませんが...この話は後で。)

私がミュージカルにハマッたのは高校1年の時、きっかけは映画版の「ジーザス・クライスト・スーパースター」と、「ザッツ・エンタテインメント」からきた1940〜1950年代のMGMミュージカルでした。えらい両極端でしょ?そう、だからまあ、ミュージカルなら、およそどんなタイプのものでもOKな私です。

でも、ミュージカルの要素の中でも特に偏愛があるのが「群舞」でして。最近のミュージカル(特に映画)では、意外とコレが少ないのですよ。

ところが、今回初めて見た4本(HAIR、Wicked、Ragtime、In The Heights)では、それぞれタイプの違う群舞が見られて大満足でした。

今回は見た順番に行こうかな。まず「Hair」。
続きを読む
タグ: Broadway Musical NewYork

2009/8/27  22:51

RENT The Broadway Tour  ミュージカル

昨日、オフ・ブロードウェイ初演時からのオリジナルキャストで、映画版にも出演したアダム・パスカル(ロジャー役)とアンソニー・ラップ(マーク役)の出演する「RENT」の来日公演を見て来ました。

私、RENTは2000年の初来日のとき、映画を観た後の2006年のツアー、今回と、日本でばかり3回観ているのですが...やはり今回は特別でしたね〜。感動でした。(いや、初めて観たときもやっぱり特別でしたけど。)

何が特別かっていうと...もちろん、日本でオリジナルキャストが見られるってだけでも凄いことなのですが、思うにアダム・パスカルとアンソニー・ラップって、単に「オリジナルキャスト」ってだけじゃないのですよね。彼らは、ロジャーとマークを演じているっていうより、ある意味ロジャーとマークそのものなのです。

今回買ったパンフレットに掲載されていたアンソニーのインタビューによれば、「RENT」は最初はオフ・ブロードウェイの小規模な舞台だったこともあって、二人も他のオリジナルキャストのメンバーも、RENTの生みの親のジョナサン・ラーソンと、かなり個人的に親しくなったそうです。アンソニーの言葉にによれば、「単に彼の作品に雇われた役者じゃなく、彼の人生の一部になった」と...

とりわけマーク役は、ジョナサン自身を大きく反映した役であり、最初の最初から彼を演じていたアンソニーとラーソンが共同で作り上げていったという部分も大きいそうですから。

そして、初演を目前にしてジョナサン・ラーソンが急死するという悲劇があり、本来はジョナサン・ラーソン自身のものになるはずだった「RENT」のスピリットを、ある意味否応なく、オリジナルキャストメンバーが引き継ぐことになって...

他のミュージカルでも、だいたいにおいて「オリジナルキャスト」は特別、と見られることが多いのですが、「RENT」のオリジナルキャストには、他のミュージカルとは違った次元での特別さがあるような気がします。

だからこそ、8人の主役のうち6人がオリジナルキャストで映画版が作られたというのが、これがまた特別のことだったのですよね。これだけオリジナルキャストを揃えるっていうのは、そうしたいと思ったとしてもよっぽどの幸運に恵まれなければできなかったはずで、これにも運命を感じますね。

とにかく、そのアンソニーとアダムのマークとロジャーを生で見ることができて、こんなに幸せなことはありません。二人が再会するシーンの「What You Own」の素晴らしかったこと!

ふ〜、しあわせ(笑)。

追記。いま、映画版の自分の感想を読みなおしてみたら、「私はオリジナルキャスト至上主義じゃない」とかなんとか書いてますね。それが、自分がオリジナルキャストを見られたとなったら、とたんにこれだもんな〜(汗)。自分の都合の良さに赤面です。

2009/8/26  23:19

RENT観て来ました〜  ミュージカル

クリックすると元のサイズで表示します

RENTの来日公演を観て来ました。

アダム・パスカルさんとアンソニー・ラップさん、老けないね〜。

と言うか、実際まだ若いんだよね。初演のときいかに若かったかってことで...

他のキャストもみんなよかったです。特にトム・コリンズとミミかな〜。

いや、モリーンもジョアンヌもベニーも良かった。とにかく最高でした。



タグ: RENT

2009/5/21  0:07

「リトル・マーメイド」の「Part of Your World」が好きなわけ  ミュージカル

ブロードウェイ・ミュージカルとはほぼ関係ないけど、ついでに書いてしまう。

今から17年前のこと。1992年のアカデミー賞授賞式は、私が初めてテレビで見たアカデミー賞授賞式でした。その時「美女と野獣」の歌が3曲主題歌賞の候補になっていて、受賞したのはその3曲のうちのひとつ、「美女と野獣(Beauty and the Beast)」でした。

主題歌賞は作曲者と作詞者に授与されます。この曲の作曲はアラン・メンケン、作詞はハワード・アシュマン。でも、ハワード・アシュマンさんはそのとき既に亡くなっていました。彼の代わりにオスカーを受け取るためにアラン・メンケンとともにステージに登ったのは、彼のパートナーだった男性でした。彼はゲイだったのです。

今では、特に驚くこともないことですが…こういう大きな舞台で、ゲイの人のパートナーがそれをはっきりオープンにして、故人の代理として堂々とスピーチするというのを見たのは、私にとってはその時が初めてでした。なんか、すごく感動したのを憶えています。
続きを読む

2009/5/20  22:04

ブロードウェイ・ミュージカル鑑賞記 Other Musicals  ミュージカル

ジャージーボーイズ・アベニューQ以外の4本をまとめて。

※注:TKTSというのは、タイムズスクウェアにある、ミュージカルの当日券を割引で売っているところです。最大で50%割引になるのですが、人気の高いもの(今だと「Jersey Boys」や「Wicked」など)は売っていません。

不思議なのは、というか感心するのは、直前までTKTSにチケットが売っていても、劇場に行ってみると開演までには満席になるんですよね。半額にしてでも、とにかく売りつくす!という方針はすばらしいと思います。安く買えれば若い人も来やすいし、空席があるとパフォーマーもやる気がそがれるだろうし。

<マンマ・ミーア!Mamma Mia!>日曜夜、TKTSで40%オフ。

意外にも(と言ったら失礼ですが)、と〜っても楽しかった!

開演前の注意アナウンスが、「携帯電話はお切り下さい。またこのミュージカルの後半は、ぴったりしたスパンデックスの衣装が多用されますので、心臓の弱い方はご注意下さい。」…つまり、「これは軽〜いミュージカルだから、深く考えずに楽しんでね」という宣言なのでしょう。

でも、歌とダンスはさすがのクオリティです。映画とは大違い。特に「The Winner Takes It All」は、「ああ、この歌は本来こういう風に歌うんだったのね」と深く納得。改めて、映画のメリルのあれは、ほんと、ヒドいですよ。せっかくの歌が…

映画を先に見ておいて、かえってよかったかも?舞台を見た後で映画を見たら、10倍腹たったでしょうからね。

<シカゴ Chicago>月曜夜(デイリーショーの収録の後)、TKTSで50%オフ。

10年前にはじめてNYに行った時、初めてブロードウェイで見たミュージカルが「シカゴ」でした。当時は開いたばかりで、まさに大評判だった時です。

10年ぶり2度目ですが、やっぱりすごく楽しめました。なんといってもダンスが素晴らしい!前はオーケストラ(1階席)、今度はメザニン(2階席)だったので、違う視点で見られたし。

ヴェルマ・ケリーが金髪だったのにはちょっと戸惑いましたが(笑)。

(火曜夜は「アベニューQ」)

<リトル・マーメイド The Little Mermaid>水曜マチネ、TKTSで50%オフ。

子供向けのミュージカルって、わりと好きなんですよ、私。なぜなら、今の舞台ミュージカルで、1940年代のMGMミュージカル映画のようなクラッシックなダンス(特に群舞)が見られるのは、子供向けミュージカルだからです。

それに私、実は「リトル・マーメイド」(アニメ版)の「Part of Your World」という曲が、もう大、大好きでね。(その理由は、後日詳しく書きます。)だから、これが舞台ではどういうパフォーマンスになっているのか見てみたかったし。

見てみた結果は…特にどうということはなく、フツーに歌うだけでしたけど(笑)。

全体としては、まあまあってとこでしょうか。でも、期待通りクラッシックな群舞はあったし、ファミリー向けの常として舞台装置や衣装は豪華だし、王子様と口のきけないアリエルがダンスで気持ちを伝え合う「One Step Closer」という舞台オリジナルの曲が良かったし、楽しめました。

(水曜夜は「ジャージーボーイズ」2回目。木曜はミスティックとボストンに行ったためにミュージカルはなし。)

<ロック・オブ・エイジズ Rock of Ages>金曜夜、TKTSで50%オフ。

80年代ロックを使ったジュークボックス・ミュージカルってことで、世代的には「ずばりターゲット層」の私は、一応見ておきたいと思ったのです。でも…肝心なのは世代よりも、ミュージカル自体の出来ですね。やっぱり。

というか…私は80年代のロックは大好きで、今でも聴いてたりするんですけど(あまり詳しくはない)、こうして聴いてみると、この頃の音楽って、なんかちょっと軽い?軽くて、ポップで、キャッチーで…いや、そこがいいんですけどね。

TKTSの列に並んでいると、客の入りがイマイチ(?)な舞台の人たちが売り込みにやってくるんですが、「Rock of Ages」は「今、ブロードウェイで一番笑えるミュージカル」と宣伝していました。たしかにギャグは満載で、英語やネタがわからないってこともあまりなかったのですが…あんまり笑えなかった。なんか下品すぎて。

あー、「The Daily Show」や「アベニューQ」のシモネタには大喜びのくせに、こっちのわかりやすいシモネタは「下品すぎる」だなんて…「気取ってるなあ」と思います、自分でも(笑)。

でも、「Here I Go Again」や「Hit Me With Your Best Shot」のシーンは、文句なく楽しめました。好きな曲だし、シチュエーションも合ってたし、ダンスも楽しくて。全編こうだと良かったのですけどね〜。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ