1週間、オーディスを借りれたので、チャレンジしてみました。
モデルさんは、くせ毛のパサパサ毛。カラーは月1回施術毛。パーマ履歴はなし状態の毛。
前処理はセラミドをまず、たっぷり。次にケラトース塗布。
還元剤はアシッドシスにヒートケラチン混入。
(ここでのヒートはいらなかったかな?)
軟化を知るために1本ロッド巻き。
良くもみ込むようにして、7分放置(自然で)。
触った感触は軟化しているようには思えない。ロッドをはずしてみたら、カールがついている。でも軟化しているのかが疑問。。。。
毛先ちょっとやばい。。。
毛先の薬剤を取り除いて、kg10000塗布、Hコンク5倍塗布で強化を試みる。
さらに5分放置。なんのへんかもなし。さらに5分放置。なんの変化なし。還元剤選定に疑問が。。。。毛先にはアシッドシスでよかったかもしれないが、中間には弱かったかも。。。。という不安が。。。。。触った感触は軟化しているようには思えない。
さらに10分置いてみる。中間には矯正剤が必要だったのでは。。。
そこで、右サイドの中間にpH8の縮毛矯正剤を再塗布。

トータル34分置いた状態
こっちは軟化しているのか、すごく疑問が残った。

トータル34分で、終わりの10分はpH8の縮毛矯正剤を塗布した状態
こっちは軟化を確認できた。
軟化を見極めるのがすごく難しいと思った。アシッドシスの場合、ロッドで巻いた毛は最初の7分でカールがでていたし、34分後それ以上カールがついたわけではない。触っただけの感触では、全然わからなかった。なので、7分で流していたらどうだったのか。後になって知りたかった。
クーリング
プレーン よく水洗した後セラミドを塗布。続いてkg10000を塗布(本当は疎水する1400を塗布したつもりがあとで違っていたことに気づく)Hコンク5倍塗布。
中間処理
セラミドたっぷり塗布。ケラトース40%塗布→冷風
ヒートケラチン20%塗布。キトアクア10倍塗布→冷風
ワイディング
ひっついたり、乾燥してそうなとこにグレープシードオイルを塗布して、しっかりテンションを掛けて、ペーパーで毛束を包んでワイディング。もちろんゴムの後がつかないようにね。
温度は60度で20分 5分ドライヤーでクーリング
2液はブロム酸を2倍に希釈したものを5分、2度つけ。

こらは左サイドのアシッドシス。ロッドアウト後

これは右サイドの途中、縮毛矯正剤を塗布したほうのロッドアウト後

これは左サイドのアシッドシスだけのドライ前の状態。

これは右サイドの矯正剤をプラスした方のドライ前の状態。

左サイドアシッドシスだけの方の仕上がり。

右サイド矯正剤をプラスしたほうの仕上がり。
アシッドシスの方は軟化がつかめないまま、すすんだのですが、仕上がりはあたってました(^^)
ドライの仕方は、くせのある方はもともとクルクル僕ら美容師が乾かせば、セットの原理でカールを形成することができるじゃないですか。そうではなくデジパー本来の結果を知りたかったので、そのままというのはあんまりなので、一回クルっとまわして、あとは自然に乾かしました。ですから、そんなにカールを作ろうって意識しての仕上がりではないです。
なのにカール見事にでてる!!!!
これがデジパーで出るカールとパーマでのカールとの違いなのでしょう!!!?くせ毛の方にこの跳ね返るようなカールをパーマで出すのは非常に難しいです。特に今回のモデルさんのような、かなりパサついてしまうケースには。それと熱処理と相性がいいであろう、ケラトース、ヒートケラチン、キトアクアの成果であろう手触りがすごくいい♪
初めてで、こんなにいい結果がでたのは、もちろん俺の力ではなく、九州にすごい方がいて、その方と知り合えたからこその結果です♪
3日後、どんな状態になっているか楽しみです。
デジパーの仕上がりのすごさを痛感するより、軟化の見極めの難しさを痛感したテストでした。そうアシッドシスの軟化をつかめないまま、、、でも綺麗に仕上がってる。。。。。

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