「『At the Village Vanguard』(Jazzland)/Junior Mance」
愛聴盤(JAZZ)
ジュニア・マンスも大好きなピアニストなのですが、今まで一度も取り上げていませんでしたね...
このアルバムは、今でも現役(!)を続けておられるジュニア・マンスの作品の中で1番好きです。何度聴いてもゾクゾクします。
タイトルからもお分かりのように、このアルバムはヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ盤になります。彼のようなスタイルのピアニストはライブで生きてきますね〜
どの曲を取ってもジャズの楽しいエッセンスがぎっしり詰まっております...ケチのつけようがありません。ミストーンは何箇所かありますが、そんなことはどうでもいいような気分にさせてくれます。
いや〜、何度聴いても飽きませんね〜。全員が楽しそうなところがいいっす。
お気に入りの曲は、やっぱりマンスさんのオリジナル「Looptown」、「Letter from Home」、「Smokey Blues」あたりの曲になりますが、他の曲も捨てがたいですね...要は捨て曲がないんです。
彼のような黒めのピアニストが好きな人は、騙されたと思って聴いてみてください。絶対に気に入りますから...
話はちょっと変わりますが...私の学生の頃からの夢は、ジャズ喫茶をやることなんです。一日中ジャズにどっぷり浸り、営業が終わったら夜な夜な仲間達とジャムセッション...理想的な生活だ...
しかし、次々と老舗のジャズ喫茶が閉店して行く現状や資金不足のことを考えると...この夢は実現しそうにありませんね...ただ、もしこの夢が実現したら、毎日の店のオープニングにはこのアルバムのA面をかけることだけは決まっております...ラストはB面で締めることも...
「Looptown」で始まり、「You Are Too Beautiful」で締める...完璧ですね...
このアルバムを聴きながら、実現しそうにもない夢に思いを馳せる...私のストレス解消法となっております...

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