JAZZ、ROCK、そして帆船．．．

これは、私が最近ハマっているチャールズ・マクファーソンの初リーダ作です。最近ゲットしました。
いままで2枚彼のアルバムを紹介しましたが、これが一番いいっす！！タイトル通りの熱いビ・バップが全編に渡って繰り広げられております。

メンバーは、マクファーソン以下、カーメル・ジョーンズ(tp)、バリー・ハリス(p)、ネルソン・ボイド(b)、アル・ヒース(ds)の2管クインテット編成です。私の好きな編成でございます。

曲順は以下の通りです。

A-1 Hot House
A-2 Nostalgia in Times Square
A-3 Variations on a Blues by Bird
B-1 Wail
B-2 Embraceable You
B-3 Si Si

「Embraceable You」以外はバップ・テューンがずらり．．．堪らんです。中身もご機嫌！何も言うことはございません．．．時代錯誤だろうが何だろうが、いいものはいいのです。
個人的にはB面の方が好みです。大好きな「Wail」、「Si Si」が入っているのも大きいですが、何と言っても「Embraceable You」が素晴らしいっす！マクファーソンさんの凄いところは、バッパーとしての熱いプレイもさることながら、バラードの上手さにあると思います。
絶品です．．．この「Embraceable You」は。ベスト・トラックと言ってもいいほどの出来でございます。上手い．．．

このアルバムはオークションでゲットしたオリジナル盤です。ジャケットの底抜けもなく、盤のキズもほとんどない状態なのに3000円でした．．．あまり人気ないみたいですね．．．だからこんな破格の安さでゲットできたんですけど．．．複雑な心境です．．．


ジャズ喫茶を開店した暁には、当店の取っておきの1枚になるであろう名盤だと思います。ここ1年位で聴いたアルバムの中では1番気に入っております。