う〜ん...このアルバムはA面とB面の出来がまるで違います。いいのはB面。
それも、1曲目の「Appointment in Ghana」だけで愛聴盤になっていると言っても過言ではありません。
このアルバムはA面/B面で別々のセッションが収録されています。ダメな方(A面、CDでは3曲目まで)は、確か、ブルーノートにおけるジャッキー・マクリーンの初リーダセッションだったと思います。
トランペットがアート・ファーマーだったら、ソニー・クラークの名盤、『クール・ストラッティン』と全く同じメンバーとなります。
そんなメンバーで、、『クール・ストラッティン』と録音時期もそれほど離れていないのに...物足りない...
ソニー・クラークのピアノが...薬か?...
いずれにしても、この時期にこのメンバーで演ったセッションとしては、ちょっと寂しい内容です...
それに引き換え、B面は良い!!「Appointment in Ghana」にはハード・バップのエッセンスがびっしり詰まってます!
ジャズを知らない人に、ハード・バップとはどんなものかを説明しなければならなくなったら、私は迷わずこの曲を聴いてもらおうと思っています(そんな機会は、今までありませんでしたが...)。
このアルバムを持っているのに、B面を聴かずに放置しているあなた!すぐにB面を聴きなさい!

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