Dear Friend,Gentle Heart
2008/8/20  田舎暮らしに殺されない法  読書

東京下町に住んでいると、田舎がまぶしい。

季節の移り変わりも美しく、空気もいいし、
安くて美味しい、採りたてで新鮮な野菜や魚など、
羨ましい限りだ。

そこで、
ベランダで、ちょいと家庭菜園のモノマネをしてみると、
これがまた、楽しいのね。
ミニトマトや、バジル、ミントなんかは、
ほっといても、そこそこ元気に育ってるしね。
これなら、小さくても自分の庭があったなら、
自分の食べる野菜くらいは作れそうだな、と思う。

そうだ!
いっそ、いまの家を売っ払って、田舎に住もうかしら?
考えたことはありませんか?

田舎じゃ衣食住にあんまりお金もかからないらしいし、
年金暮らしで、贅沢は出来なくても、
夫婦ふたり、そこそこゆったり暮らせるんじゃあないか・・・

と、夢を広げている定年退職直前の団塊のお父さん!
ちょっと待て!
あんただ、あんた!
あんた、あぶにゃあで!

その前に、コレを読もう!

クリックすると元のサイズで表示します

著者は、丸山健二、安曇野に移住した孤高の作家。
著者は言います。
田舎暮らしの前に、自分が真に自立しているか考えよ!
そして我々は、まず、
「自立とはなにか」から、考えなければなんねえのです。。。。

「余生はのんびり田舎暮らし」の「幻想」を、
我々愚か者がひょいと「実践」に移す前に、この本は、
あらん限りの危険な落とし穴を次々にあげるだけでなく、
その対処法をも伝授してくれます。

特に強盗に対する件には、鬼気迫るものがあり、
身を守る手製の槍の作り方、その使用法から訓練まで、
とりわけ、いざ使用するときには決して躊躇せず、
必ず、敵を仕留めることを肝に銘じなければなりません。

槍を手に、突撃訓練する自分を思い浮かべてみましょう。
戦中となんら変わりありませんぞ。。。。。

さて、

強盗の危険までは、ごろ寝も考えていたのですが、
「冠婚葬祭」、そして「選挙」・・・・・
生き馬の目を抜く、田舎の傍若無人ぶりはどうでしょう。

しかし、
この本の真髄は、最後の最後、最後の2行にあります。
真に自立したものだけが得ることの出来る田舎の醍醐味。
あまたの不条理を受け入れ、乗り越え、あるいはいなして、
その醍醐味を手にした作者だからこそ、
ここまで辛口の提言、いや、箴言ができるのです。

さて、あなたは、それを手にする自信がおありですか?
確固とした目標、極めたい趣味以上のなにかが、
田舎へと、あなたを突き動かすのですか?

ともかく田舎にあこがれたことがあるあなた、
一度、読んでみましょう!

そうすっとやっぱ、「大洋村」かなあ〜





AutoPage最新お知らせ