Dear Friend,Gentle Heart
2009/6/28  生検待ち  病気

結局、S病院での念入りなエコー検査でも「グレー」と出て、
マンモトーム生検を今週末にすることに。

まあ、しかたがない。というのが偽らざる感想です。

それなのに、いつもと変わらずケロケロしているごろ寝に、
ボスが、いちいちいたわりのコトバをかけてくださる。

「体調はどう?ん?無理しないでね。」

「大丈夫ですよ、別に痛くもかゆくもないんでv(^。^」とかわすと、

「あなたは、、、、強いねえ!!」

「はいっ!武士は常に戦場の心!」

お前は、石垣直角かっ(笑)いやいや。

まあ、ふたりにひとりは、ガンで死ぬ時代。
にしても、
まだはっきり、ガンとも手術とも決ったわけではないし、
まして、すぐに死ぬというわけじゃないし。

少し考えて、ごろ寝は、ボスに言いました。

「やっぱり、まわりの人に恵まれているからだと思います。
 こうしてボスにまで、なにかと気遣っていただいて。
 職場で誰にも言えず、悩んでいる患者さんもいますから。」

ボス、ぐっとつまって、感無量の面持ちで、
ごろ寝に握手を求めてきたもんだ。
ほんとにいい人だよなあ、いろいろ欠点はあるが(^^ゞ

でもって、テニス仲間も実に明るい。

ついに左のパイオツとも永のお別れかも(^^;と言うや、

「でもさ、ごろちゃん、こないだレッスンにハンカチ忘れて、
いつもパッド代わりにブラに入れてるミニタオル出してさ、
汗拭いてたじゃん!?」

「いや〜っはっは!見てた?」

「今度は、左右で2枚入れられるね!」

「そうだ!大きなタオルくるくる丸めて横に入れるのっ!」

「いいねえ、それならシャワーでも使えるよね!」

「ブイン!ブイン!」

「お〜ほっほ!グラマーにもなって一石二鳥!」

って、おまえら、すこしは深刻になれっ!(笑)


2009/6/27  チョコレート・ファイター  テレビ/映画

ほぼ無名の映画ではないですか?
日経新聞の映画評で絶賛されていたので、観ました。

これぞ、アクション!傑作です!

全編息つく暇もない、ひたすら生身のアクションの集大成。
これほどのアクションをできる国も人もそうざらにない。
その昔、バスター・キートンもチャプリンも、
映画俳優はみな命がけだった。

今もそれをやり遂げる勇気ある人々がここにいるぞ!

うそ臭い「トランスフォーマー」なんかを賞賛している輩に、
この人間の技と勇気と根性の画面をみせてやりたい。

見ているだけで痛くて痛くて、何十回も呻いてしまった。
「ううっ!」「うあっ!「ぐあっ!」「げえぇ!」

もちろん主人公のゼン(ジージャー)の全く媚びない演技、
そのカンフー技のすばらしさは、いうまでもない。

ゼンに恨みや憎しみの感情や、恐れがあるのかないのか、
ひたすら母親を慕い、救いたい一心で、
敵が何人いようが、相手がどんな武器を持っていようが、
その小さな身体で挑みかかっていく。
これでもかこれでもかと、続いていく捨て身の戦い。。。。。

なんと清々しいのだろう!

少女は恨みを晴らすために戦っているのではない。
母親を救う目的のためだけに、悪い大人の妨害の中、
ただただ突き進んでいくのです。
その一途さのゆえに、清々しい、神々しいのだ。
あまりに、神々しくて涙があふれました。

ゼンにやられる敵側のアクションも並でない。
もとより、アクションは受け手の上手さあってこそ。
ときにユーモアもありますが、あくまで真剣勝負、
スレスレの受身、目で追えないほどのスピード、
ひとつ間違えれば命がありません。

最後のメイキングをみて、あらためて、すごさが身に染む、
今年の映画のbPにしちゃいたくなる映画でした。

ぜったいに見るべし!!

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2009/6/26  ウォーロード/男たちの誓い  テレビ/映画

(原題THE WARLORDS/投名状)

この日本名副題のなは〜んと能のない、幼稚なこと!
原題の「投名状」のままでいいじゃないか。

「投名状」とは、義兄弟の契りのこと。
映画観始めれば、すぐにわかるじゃん。

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香港や台湾の映画賞を総なめにした、ジェット・リー、アンディ・ラウ、
金城武共演の歴史アクション・ドラマ。
清朝末期、太平天国の乱での実話を基に、男たちの友情と裏切りを
ダイナミックに描く。

と、yahooにありますが、「アクション・ドラマ」とは思わないな。
これは、貧しい民衆のために立ち上がった3人が、
それぞれに己の正義を全うしようと苦悩する人間ドラマよ!

ジェット・リーの最新作、まつがいなく代表作のひとつになるでしょう。
上映最終日前日に銀座シネパネスにかけつけて、マジ正解でした。
ジェットが、素晴らしかったよ〜!

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あくまで己の義を貫こうとする3人、それぞれの苦悩の選択。。。。
正義っていろいろあるんだよね。
正義のためなら、裏切りも、人殺しもやむをえないという考えも。
だから、戦争もなくならないんだし。

ラウも金城武もはまって、ばっちりだったけど、これはもう、
我がジェット最高の演技、誰にも文句言わせません!
ジェットの演技力をなんだかんだ言う人もいるようだけど、
ジェットって、気の毒なくらい役柄に恵まれてないよね。
まあ、「SPIRIT」は別格ですよ。
「ダニー・ザ・ドッグ」は大好きだけど、もうちょっと若いときなら、
もっとよかったのにって思うし。

さて、

清朝末期っていったら、つい昨日の事でしょう、あの腐敗振り。
そりゃ、外国が狙うわな。

中国人同士が合い争う血なまぐさい日々。
しかし、彼ら3人が、戦っていたものの正体、
それは究極、「飢え」なのだね。

貧しくて、今日食べるものさえない人々の群れ。。。。。
娘が生まれれば、礼儀や教養をしこみ、15歳で売り飛ばす。
「もう、人を食うしかない!」
なんて、凄いセリフもあります。

だから、盗賊になり、あるいは軍人になって、殺戮を繰り返す。
西太后の軍人になっても、食い物に不自由しないわけじゃない。

自分たちの兵糧も底をつきかけているために、
戦わずして降参させた捕虜たちに分け与えることが許されず。
泣きながら、反吐を吐きながら、
無抵抗の捕虜4000人を弓で射殺す将兵たち。
元は、同じ中国の、貧しい百姓同士です。

この映画の死体の山、殺戮の様子も並じゃないんです。
累々っていうより、どっさり、って感じ。。。。。厚く積もってます。。。。
人を鎌で刈るように薙ぎ、ローラーで踏み潰すように弓で射殺す。
「人は要らない」「死体は飢えない」と言わんばかり。

そして、紫禁城の奥深くでは、そんな民衆の苦しみを尻目に、
民から搾り取った重税で、優雅にゲームに興じる官僚たち。
義兄弟の正義も手柄も、権謀術数のネタに過ぎない。

古代中国殷の皇帝は、
亀の甲羅だか骨だかの占いに頼り、
今日は日が悪いから、奴隷30人を殺したほうがいい、
いや念のため300人殺せ!なんて、実際やっていたらしいが、
この時代においても、人権なんて、ほんとにひとかけらもない。

さて、3人にからむ女性、ラウの妻役の女優がとてもいい!
シュー・ジンレイ。
まさに混沌のすべてをのみこんでしまう、中国の大地のような、
美しい人だ。好みだ〜

中国映画につき物?のこれでもかのネットリした濡れ場もなく、
それどころか、迷路のような塹壕のなかを追いかける男、
逃れようとする女、止むに止まれぬ道ならぬ恋に、
ごろちゃん珍しく、ぐぐっきゅんっと胸が高鳴っちゃったのでした〜




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