Dear Friend,Gentle Heart
2009/10/9  佐藤愛子著「楽天道」  読書

みなさん、お元気でお過ごしでしょうか。

18号台風、ごろ寝は強風の中出勤、
歩いてくる途中、建物1階の車庫から、
おおきな発泡スチロールの箱が、
ゴロゴロとすごい勢いで転がり出てきて、
ぎゃっ!と飛び上がりました。

それ以外はさしたる危険もなかったのですが、
大きな災害に見舞われた皆さんは、たいへんでしたね。
ほんとに、めげないでがんばってほしいです。

さて、久しぶりに本屋をうろついていましたら、
大好きな愛子先生の新刊本が出ていました。

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楽天道。

楽天っていったって、ノー天気とは違うのですよ、
愛子先生の場合。

いかなる苦難をも受け止める、
どころか、苦難にも自ら躊躇せずに突入していく、
先を考えないでエイヤッと入っちゃってみる、というのが、
その意味するところであります。

あえて、「道」とつけた愛子先生の気合をどうぞ、
皆さんも読み取っていただきたい。

本は、過去の文章の再構成ですが、先生の自薦でなく、
編集者の選です。

ごろ寝にとっては、先生が自薦したものはなぜか、
先生って、こういう人だったの?!

と、若干引いてしまうようなものも、実は多いのですが、
こちらは、ごろ寝のツボにはまったものばかりで、
もう、ゲラゲラ笑えました〜
他者の目線、読者の目線の選ということで、選りすぐり、
といってもよいと思います。
絶対に読んでください。
たくさんの方に読んで欲しいです。

先生は、大正12年生まれですから、ほぼごろ父と同い歳。

あの頃、若かったごろ寝もいまや五十五歳ですから、
まさに文章中の先生と同年代。
ますます、身近に身にしみて、笑えます(^▽^)

晩年、ごろ父がひたすら恐れていたのは、「ボケること」
でしたが(そして、やはりいくらかボケましたが)
なにより愛子先生が恐れるものは、「堕落」です。

世の中がこんなに便利になっていいのか。
これは、人間の堕落ではないのか。
先生はいつも自問しているのです。

私の母も、洗濯機が壊れて、新調したときに、
なぜか全自動洗濯機でなく、
わざわざ旧式の2槽式洗濯機を選んで、
家族のブーイングを買いましたが、つまりこれなども、
その、堕落を恐れるの一環だったのだと思います。

また、本にもあるのですが、
「むごい」という言い様も、母はよく使いました。

だから、私にもその意味するところのことは、
理解できるし、感覚的にもわかります。

最近、私もむごい光景を見ました。

映画「しんぼる」で、
松ちゃんが食べ物をギャグに使っているところ。
むごいです。
いやな気持ちがしました。
この期に及んで、まだ、こういうギャグをやるか。
と思いました。

こんなふうに、
ついつい自分や母や父を重ねて、しんみりもしました。

そしていつものことですが、読後はやたらと気合が入り、

「それがどうしたっ!」

「なにを言うかっ!」

と、周囲を睥睨し、自分を叱咤したい気分になりました。

佐藤愛子先生85歳、ずっとずっと好きです!

先生、ちゃんと新刊で、買いましたよ〜(^0^)vてへへ




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