Dear Friend,Gentle Heart
2012/7/12  私と山田五十鈴  テレビ/映画

お待ちかね(誰が?笑)、ごろ寝と有名人シリーズです。
え〜、第何弾だっけ?

大したことないエピソードでもごろ寝本人には大事件、
そんな思い入れだけの、私と有名人の逸話シリーズ。

   山田五十鈴

しかし、

淡島千景も亡くなり、山田五十鈴も身罷った。。。。。。

新派の先代水谷八重子、新劇の杉村春子もすでに遠く。
往年の大女優はもういないな。ああ。

京マチ子!京マチコは生きているはず!


さて、


ごろ寝、大昔の学生時代。


授業で「立花家橘之助」を研究発表に選んだ。

立花家橘之助
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E8%8A%B1%E5%AE%B6%E6%A9%98%E4%B9%8B%E5%8A%A9

なんでこの方を選んだんだっけな〜?もう、記憶が。

なんつーか私、女だてらに男の仕事をする人がアコガレなんです。
大学の卒論も明治に現存した女歌舞伎役者だったし。

ちょうど名曲「たぬき」のラジオ放送があり、
これ幸いと録音して、発表の際に流したが、みごとに全員、
いやひとりを除き、爆睡していた。

みけむうさん、あのとき起きていてくれてありがとう!!

今日も思いっきり内輪の思い出話(笑)

山田五十鈴の舞台「たぬき」観劇が先か、研究発表が先か、
どうも判然としないが、以下は卒業後、24、5歳の頃のこと。

山田五十鈴の「たぬき」の舞台は、何回か観に行った。

何回目だかの観劇の後、山田五十鈴を楽屋に訪ねた。

劇団研究生時代の友人が山田五十鈴の付き人になっていたので、
その伝手で、同窓生の○ンとふたり、会わせてもらったのだ。

○川真由美に続き、得意のパターン。 

さて、

天下の大女優山田五十鈴に会うに先立ち、○ンとふたり、
お土産はどんなものがよかろうかと悩みました。
だって大女優だもん、なんだって持っているよね、
花束だって豪華なでかいのが山ほど来てるに違いない。。。。

などと悩みつつ、いつもの渋谷あたりをぶらつきながら、
なにげに動物のおもちゃの指輪を物色していたときだった。

これなんかどうよ??
「たぬき」なんだから、たぬきの指輪あげたら??

花束だのありきたりなものより、
そうだ、いっそ意表をつこう!(カネもないし)。

おもちゃの指輪は、1個650〜800円ぐらいだったと思う。
意表つきすぎ(笑)

ところが、いろいろな種類の動物はあるのだが、残念、
たぬきの指輪がない。

そこで、クマの指輪を購入し、
文具屋で細い油性ペンを買って入った喫茶店を工房に、
手先の器用な○ンが、集中力を大発揮、
みごと、クマの顔をたぬきに変身させたのだ。
思い出しても楽しいなあ!

楽屋訪問当日、その店で同時購入の
私はアヒルの指輪、
○ンはサルの指輪をはめ、
プレゼントのたぬきの指輪はろくな包みもせず、
○ンがポケットに入れていた。

舞台がはねて、ドキドキしつつ楽屋口から入って行き、
山田五十鈴ののれんのかかった楽屋に来ると、
付き人の友人が出迎えてくれた。
もう、ちょっと待ってね、もう先生もお帰りになるから、
いっしょに出ましょうと言われ、のれんの前でしばらく待つと、
やがて、
両脇を弟子(付き人)に抱えられながらワンピースの山田五十鈴が現れた。

もうこのころから、舞台以外では支えがなくては歩けないほど
足は弱っていたようだ。
しかし、舞台に出るとしゃきっとなさり、
それからずいぶん最近になってから、誰かの「鹿鳴館」に、
突然ゲスト出演なさって私をあっと言わせた時も、
ほんのワンシーンだったが、素晴らしくしゃっきりばっちり、
エレガントで威厳のあるレディを演じてくださった。
登場した瞬間、舞台どころか劇場の輝きが変わる、すごさだった。

さて、

わあ!山田先生だ〜、お疲れさまでした〜!!
お会いできて光栄です!

ミーちゃんハーちゃん丸出しで駆け寄って行った私たちに、
先生は満面の笑顔で、手を叩いて迎えて下さり、
「まあ、○イコさんのお友達なの、よくきてくださったわねえ!」
まるで孫にでも話しかけるような、素直で気さくなお姿だった。

○ンが、おずおずとたぬきの指輪を差し出すと、

「まああ!!可愛い!うれしいわ!」

すぐに指にはめてくださった。

うれしくなって、ついぺちゃくちゃと経緯を話す我々。
たぬきがなくて、がんばってペンでクマをたぬきにしたんです!
実は、3人で、動物のおそろいなんです!
ほら、v(^▽^)(^。^)v
先生にはたぬき、私はアヒル!私はサルです!

「あらまあ、そうなの?!まあ、おそろい!?うれしい!」

うれしいのは、こっちだ(笑)

しばし盛り上がった後、
私と○ンと山田五十鈴は、おそろいの指輪をはめて、
長い廊下を先生の歩みに合わせゆっくりしずしずと進み、
劇場を後にしたのでした。

こんな安もので、
こんなに喜んでくださって、
なんて大らかでやさしい方なんだろう。
我々が驚き、感激したのも当然です。

○川真由美とえらい違い。。。。

山田先生、素晴らしい舞台と映画、そして、私と○ンには、
特別に(笑)ステキな思い出をいただきました。

先生は大きな美しい星になって、
先に天に上がった大先生たちといっしょに、
きっと今、空で輝いているでしょう。

先生は、覚えていないだろうなあ。。。。。。

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