Dear Friend,Gentle Heart
突っ込み損ね  ゴタク

入院療養中のM子叔母。
転院してから薬の量を減らし、入浴も週2回、
目覚めて、おしゃべりする時間も長くなり、
血色もよく、車椅子の訓練も始めた。
やっぱり、病院の方針ややり方で全く違うんだなあ。

Tちゃんは、
ベッドの向こうでおばちゃんの背中をさすっている。
おばちゃんが、大きい声を出して話しかけてくれる。
ごろ寝なかなか聞き取れないが、一所懸命に聞く。

「ごろちゃんは、いいともだちがいてよかったねえ!」

「うん、みんなそう言ってくれるよ。」
 
「おばちゃんが先に死んだらねえ、
 ごろちゃんに耳をあげるから!」

ありがとう、おばちゃん。
でももらえないんだよ、耳は。

気づいたら、
Tちゃんと従姉妹のタメちゃんが、泣いていた。
それでつい、もらい泣きをしてしまった。

ごろ寝はもう、耳なんて要らないから、
長生きしてよ、おばちゃん。

帰り道、Tちゃん、

「さっき、叔母ちゃん、「伴侶」って言ったのよ(笑)」

え?「ともだち」じゃなくて?

聞きまつがったまんま、すんなり会話していたが。
そういえば、おばちゃんが怪訝な顔をしていたかも。

冗談好きなのは、ごろ寝家の血ですから、
即、「伴侶じゃないだろっ!」っと突っ込むのを
期待していたんじゃないか?

で、おばちゃんが
「あ、ちがったか、ただの居候だったね。」
で、Tちゃんが、
「い〜え、飼い主です。」って。

今度はうまく、突っ込むぞ〜
待っててね、おばちゃん!



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