オイラはディズニーが苦手だ、嫌いって訳じゃない、本当に苦手なのだ。
世の中には、ディズニー好きが多くてディズニーが苦手と言うと
「えっ?こんなに素晴らしいのに!?」みたいな顔をされる。
わかる、わかるけどね!確かにディズニーのアニメとかディズニーランドとか
本当に、凄いし良く出来ていると思うし、よく考えられているとも思う!
でも、でもなんですよ!一見、綺麗で平和なディズニーの世界観だけど
気付き辛い壁と言うか、カーストみたいなものを作中に感じる訳ですよ。
特に子供向けのアニメに色濃く感じるわけで・・・
「ちいさなプリンセスソフィア」というアニメがあって、娘がたまーに見ているのだが
内容が道徳番組の様な、友達との付き合い方とか
人との関わり方みたいな内容がメインなんだけれども
道徳的な意味合いが強いせいか、悪い事する人は、分かりやすく
「悪い奴」として描かれている
その「悪い奴」を諭したりして最終的には仲良くなったり
反省したりして終るという流れになっている。
気になるのは「悪い奴」側ではなく「諭す側」の存在だ
子供向けと言う事もあって、白黒解りやすくさせようという意図もあるのだろうが
「悪い奴」は「愚か者」として描かれ、常識的なものを持ち合わせてない事が多い
一方、諭す側は知識人や善人として描かれていて優しく接しようとしているのだが
そこに自分は「違和感」を感じるのだ・・・
「それはいけない事だよ!」という諭す側の言葉に(私は知ってるんだけどね!)
という心の声と言うか、些細ではあるが見下しを感じ取ってしまうのだ。
謎の上から目線はディズニー作品の端々に感じられる
特に、道化キャラの扱いが酷い。
所謂「いじられキャラ」だが、愚か者として描かれることが多い
でも、酷い目にあってもニコニコしている場面が多いからか
「いじられキャラ」には何してもいい!と言う
イジメの根幹、見えないカーストの様なものを感じるのだ。
正義側には発言権があり、愚か者たちはその意見に従うべきだ!
だから、君達も「こっち側」に来るべきだ!という
思想の押し付けの様なものを感じるんだよね。
マイノリティの意見を尊重しろ!差別は良くない!
言っていること自体は間違っていないのだが
「こういった側面もあるんじゃない?」という中間意見すら
「それは正しくないから駄目だ!」と封殺してくるような圧力を感じる。
これは今の世の中全般に言える事でもあるんだけどね。

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