最近、巷で大いに話題になっている「鬼滅の刃」
小学3年生になる、家の娘も世間に遅れずハマっている訳でして。
最近やっていた、アニメの総集編で一話を見たときは
このグロさは小学生にはきつくね?
と思ってたもんですが、グロシーン、戦闘シーンは基本カットで
それ以外のシーンを見ていましたね。
娘曰く「キャラクターがかわいいから。」鬼滅は好きだそうで
「みんな知っているから。」という理由はあっても
ここまで大ヒットしているのは、内容以上に小学生の心を掴んでいる
何かがあるのでは?と思い、自分なりに分析してみる事にしました。
★私と鬼滅
少年ジャンプと言う雑誌を全く読まなくなって20年は経っているでしょうか?
ギリギリワンピースの初期を知っているぐらいで
(と言うか、ワンピース続きすぎでしょ…)
かつては、お店に置くために購読していましたが
客層がジャンプを見る世代が少ないためやめた感じでしたね。
そんな自分が鬼滅の存在を知ったのは、去年の年末だったかな?
駅に向かっている途中で、デイバッグを背負っている女子中学生(高校生?)
を見かけたときでした、
デイバッグにはでかでかと「滅」の文字が…
今思えば、あれは鬼殺隊のマークだってわかるんですけど。
当時は、存在自体知らなかったんで
「えっ?この子大丈夫?何をそんなに滅したいの?病んでるの?」
などと要らぬ心配をしたものですw
(ゲーマー的には、豪鬼が好きなの?と変に勘ぐってみたり…)
その後、妙にそのデイバッグが気になった私はPCで調べて
それが鬼滅の刃のグッズである事を知り。
検索で出てきた、第一話の試し読みで見てみたのでした…
その時の感想と言えば。
・絵はそんなにうまくないなあ
・いきなり惨殺シーンとか少年漫画にしちゃグロいな
・特に面白さは感じないな…
と言った物でした、正直、続きが見たいとは思わなかったんで
暫く鬼滅の事は記憶から消えていました。
本屋で平積みされているのは良く見ていたので
「今の子はこういうのが好きなのね〜」
ぐらいの感想しかありませんでしたね。
再び鬼滅が話題に上がり始めたのが、コロナ禍で世間が閉塞感が半端なかった
今年の夏ごろ、授業がぽつぽつと再開した中で
子供たちの中で、市松柄や麻の葉柄などの和柄のマスクやティッシュ
ハンカチを持って来る子供たちが増えた事でした。
基本、キャラクター物が禁止になる事が殆どなのですが
和柄自体は昔からある普遍的なものなので
学校から禁止にされることとかは無かったんですよね。
お洒落アイテムとして人権を得たことによって付ける子が急増
親「なんでみんな和柄のマスクしてるの?」
子供「違うよ!あれは鬼滅のキャラなんだよ!」
親「鬼滅ってなんじゃい?」スマホぽち〜
親「あっ、こういうマンガなのね。」
と親世代にも多く知られるようになる。
コロナ禍でステイホームが長かった子供達
その間の娯楽と言えば、Youtubeだったりマンガを読む事だったりしたようで
女子中高生の間では、昨年深夜にやっていたアニメの影響もあって
一定のブームになっていた鬼滅の単行本を持つ兄弟がいる子が読んでみたり。
Youtubeでの鬼滅パロディの動画が増えていた事により
小学生にも多く知られるようになり。
子供達が話題にしていることによって親も知ろうとする。
ハマる親が大量に出てくるという流れだったように思いますね。
私も、アニメの再放送を見て
「あっ、テンポよくて面白いアニメだね。」という感想に至りましたね。

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