今日は、徒然の話題を書こうと思っていたが、現在、22時28分、TVを見ていて「ン!おかしいぞ?」と思ったので急遽「ジャーナル」を記してみる。
「総選挙」が終わって1週間以上がたつが、マスコミで見られる論調の中で笑わせていただけるのが
「小泉劇場型選挙の勝利」とか、その後の新人には派閥入りさせずに党が主体となって「教育」していくことが
「小泉派」だと言う論調である。
先に述べておくが、筆者は「自民党員」でもなければ「保守」的思想、ましてや「右寄り」思想の持ち主ではない。皆さんの中にはそう思っている方もいらっしゃるかも知れないが、自分ではそう思っていない。むしろ、「民主党」の迷走にガッカリしている男である。
まず、選挙結果が面白くないと思っている「ジャーナリスト・有識者」の方々に申し上げたい。
「国民はバカじゃないよ!。今の時点での最良を選んだんだよ!」と。
何だかんだと屁理屈を論い、文句を言っているが「国民の選択」は(少なくとも現時点では)「小泉首相率いる『自民党』」を支持したのである。「民主党」を支持するのはかまわないが、「自民党」を批判する前に「『民主党』が何故、政権を取れなかったのか?」を検証すべきであろう。
中には選挙制度の問題を取り上げ「得票率では大差無い」といった論評をする
「バカ」までいる

。
もう、論評する価値さえない
低レベルの話である。現在の選挙制度の中で「負けた」のである。主張するならば、国会の場で「選挙制度の改革」を訴えれば良いはずだ。それに、元々
「小選挙区の導入」は民主党に在籍するO氏が提唱・奔走し確立したのではないか?。もっとも「『二大政党制』が何故いいのか?」と言う点について筆者は納得出来ていないが・・・。
そして、もう一つ「小泉派」と言われる問題である。
元々、「ジャーナリスト・有識者」と言われる方々は「派閥政治」を批判していたのではないか?「小泉派」と揶揄しているが、「派閥に所属させず、『党』が教育する」ということのどこが「派閥」なのか?「民主党」の「鳩山グループ・菅グループ・小沢グループ・横道グループ・野田グループ」は派閥ではないのか?「派閥」でないとすれば何なのか?「無知識者」である筆者に教えて欲しいものである。
もう一つ、「NHK」の受信料不払いの問題について言ってみる。
NHKが不払いの人に「法的手段」を取る可能性を示唆したと言う。現実的な問題では難しいし、「アナウンス効果」を狙ったものだと思う。
しかし、ビックリしたことに、某新聞などは「不払いを奨励」しているのか?と思われるような主張をしていると言う。
もちろん「NHK」にも問題があるし「受信料」で経営している体制が今の時代に合わなくなっているのかも知れない。一連の閉鎖的体制・不祥事の続出で「払わない」と言う気持ちになってくるのも否定は出来ない。しかし、受信料の不払いを認める理由にはならないはずである。そんな論調では「正直に払っている視聴者」をバカにしているしある意味「不法行為」をしている人を持ち上げているに等しいではないか。
NHKと視聴者は「契約」をして払っているのである。払わないと言うのは「契約違反」なのである。もちろんその「契約」自体が「無効」だとか「憲法違反」だと主張する法律家もいらっしゃるようだが「悪法もまた『法』なり」である。取りあえず、約束をまもってから主張してもいいのではないか?
昨日、朝の情報番組のコメンテーターも「NHKが時代にあっていない」とか「NHKにはおごりがある」、「だから受信料を払わなくても仕方ない」「法的手段なんかトンでもない、視聴者をバカにしている」的な発言があったが、筆者が普段から「(本質的で)いいこと言うな」と思っていた方だけに残念である。
ところで、筆者はNHKの廻し者ではないので「受信料を払いましょう!」とは主張しない



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